思考力

Tears In MidNighT

ここ数日の原因不明の不調。冬は、皮膚が外気に硬直したり、日照時間の程度や加減からなのか、一気にうつ状態になることが多い。特に、自分の中で抱えている双極性障害という気分の浮き沈みを飼い慣らすことは、並大抵のことではなく、もし自分が正しい治療やカウンセリング、また服薬をしていなかったら、一体どうなってしまったのだろうかと不思議に思うこともある。この障害は、平均寿命が一番低い疾患で、特に若い人が自らの生に終わりをつけていることから、その平均値が下がってしまうとも言われている。その人たちが、正しい治療を受けられているのであれば、その年齢も同じではなかろうと思う。

朝起きて、いや布団から起き上がれないまま、頭が痛く、寒気がする。風邪によるものなのか、ストレスから来るものなのかはわからないのだけれども、体の強張りなどの不快感があって、寒気もある。このような肉体的症状が重なると、全く自分の意図しない方向へと精神状態が落ち込んでしまい、今、「寝だめ」をできるのであれば、どんなに楽だろうかと思ってしまう。人間は、冬眠しないことからも、精神状態が冬に悪化するとも考えられている。それならば、最近の研究で否定されている「寝だめ」は、双極性患者だけは許可してもらいたい。とはいえ、どこの認可が必要なものでもないのだから、結局は自分の中で自立心を持って対処していかなければならない。

この記事のYouTubeの概要欄は、大方のところAIに任せている。その方が、より際立った視覚的にも整っている概要欄ができる。ハッシュタグやタイトルであっても、AIが作成したものをヒントに自分の考えをすり合わせるようにしていれば、一人で作業していた時よりも、もっと際立つワードが出来上がることが多い。自分が1時間近くかけて作成している文章を、数秒で解析してくれるAIの利便性と脅威を、今の自分は考えてはおらず、とにかく自分のやるべきことの中にある「贅肉」を省いてもらいたいとばかり思っている。

床掃除は骨が折れる。でも、床のモノをスノコベッドに上げてしまって、ルンバのスイッチを押せば床掃除のほとんどは手間がかからない。選択だって同じ。昨日は、久しぶりに炒め物を作ったのだが、IHコンロがあれば、火を使わずに調理することができるのだから、火災の危険性が一気に減る。そう考えると、自分が成長過程の時だったり、うつで寝込んでいた頃の母の労力は、とんでもないものだったと実感する。公務員で、9時5時の勤務。その前後には、家族が見向きもしなくなってしまった犬の散歩。掃除洗濯全てのことを片付けて、兄弟間の殴り合いを止めていた。

自分が千葉に行くという興味の方が先だったような気持ちがあって、そこをブラック企業に乗せられるがまま入社。それを口実に、母まで千葉へ移住させ、老人介護施設に入れてしまった。今、こんなことをしてしまった自分を、本当に深く反省しているし、今までどれほどの苦労をかけてしまったのかとか、そのことに謝罪したり、感謝したりできなかったことを、とても強く悔やんでいる。眠れない夜に、そんなことを思い出して涙が出てしまうこの頃。それではいかんと奮い立たせる自分を抑えつつ、今は自分の体と心を平穏に落ち着かせる時間なのだと割り切ってしまおうと思う。

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