珈琲を淹れ、少しずつに分けて行っている大掃除で出る燃えるゴミの袋の一袋を、ゴミ集積所へ持って行き、悠々とMacを開いてブログを書く。今、時間を確認すれば、まだ日付が変わっていない。やはり、早朝覚醒や浅い眠り、日中の眠気などは解消されていない。少々の薬の配合の変化と、目まぐるしく変化する自分の経済状況など、なかなか自分の体と心が、周囲についていけていないことに気づく。ただ、こうやってブログを書きながら、自分の思いを整理整頓し、気づけば日付が変わっているようならば、今の自分は恵まれていると言えよう。
昨日、筆ペンイラストを再開した。筆で描く絵というのは、筆圧一つで、全体のライン全てが台無しになってしまうほどの一発勝負。昨日の筆ペンは、全く私の想いとは無関係に動き、線を太くしながら沈んで行ったり、曲線の湾曲が震えてしまったり、そもそもの「絵」としてのクオリティーが低すぎた。自分と筆の呼吸が全く合っていない。ただ、これを自分の能力の退化のせいにしたり、自分の年齢のせいにしたり、才能の陳腐化にすることは御法度。これから毎日、少しづつでも良いから、イラストを描き続け、最盛期だった頃の自分の筆ペンイラストレベルに到達し、それを超越していきたいものだ。
少し話がずれてしまって申し訳ないのだが、お金というものは、人間の性格を大きく変化させる。最近、血反吐を吐くような労力をせず、大きくてまとまったお金を手にした。極貧生活を送っている自分にとっては、大金も大金。ただ、そのお金は、いろいろな事情で。まだ手をつけてはいけないお金だったのだが、私にお金を管理させるということは、飢えたライオンの前に丸々と肥えた豚を与えたり、猫に鰹節の番をさせるようなもの。ある人との話し合いの末、一度、私の管理すべきお金を、その人のところへ預けることとなった。浪費家である自分の性格を、周囲の皆様は、よくご存知だと、改めて感心した。
その使い込んだお金は、今パソコンを打ちながらかけているメガネだったり、今、見事にコンビニやスーパーの陳列の配列の餌食となって買っている食料品を減らし、自炊に移るためのレンジと冷蔵庫の購入。そもそもレンズに傷がついてピントが合わない眼鏡で、まともに物を見ることができなかったら大変だし、作り置きができないからといって、毎日、ピザを食べるわけにもいかない。だから、栄養のある旨い味噌汁でも作れるようになれば、食費の出費も絶対に抑えられるはずだ。カーテンなども専門店で洗濯したり、カビ汚れが落ちきらないと思われるものは、処分し、新品にすることにした。断捨離し大掃除をした自分の部屋は、見違えるほどシンプルになり、これから新しい仲間が増える。これが完璧に自分のお金なら良いのだけれど、本来は、自分が管理して自分のところでプールしておかなければならないお金での購入なのだから、なかなか胸が痛い部屋のインテリアとなってしまうことだろう。
私の小さな手帳。会社員として多忙な日々を送っていた頃は、この手帳が、ギュウギュウ詰めになり、文字を書く余白が無くなるほどだった。今は、全く同じサイズでも、スカスカの手帳。ただ、最近は、業者との待ち合わせや、ゴミを出す曜日の確認などで、少しばかり賑やかになってきた。ここはひとつ、仕事をして手帳の余白を、もう少し汚したいとも思っている。ある程度の予定や待ち合わせというのは、人生に活気が出る。「袋はどうされますか？」「大丈夫です」だけで1日の会話が終わってしまうのも、やはりなかなか寂しいものである。それでは早速、今日の予定を組み立てていこう。