大雑把にいうと、時間的に、人生の折り返し地点に差し掛かった。あと半分しか生きられないのかと思うと、正直、今までの人生で無駄にしてきたことが、あまりにも多すぎたことに気づく。会社で大きく昇進した者、子供がいて家族を養えた者、自力で大金を得た者だって多いはず。そんな中で、自分の成長が、ストップするどころか、後退している様な気配がすると、やはり大きな不安に押し潰されてしまうようだ。仮に、今から、そのように人生を好転させられたとしても、「年齢」という制限がかかって、身動きが効かなくなってしまう。婚活を考えたところで、やはり、異性が求めるものといえば、地位や財産や年齢などである。
ただ、時間を元に戻すわけにもいかないし、今更というか、自分の性格そのものが、結婚などというエンジンブレーキをかけられたところで、さらに後退してしまうことが明らかなので、今まで順調でいなかったことに、感謝すべきなのかもしれない。だから、これからの人生の中で、同年代の2倍も3倍も努力をして、成果を上げられれば、時間を短縮できるとも言える。そうなることができるように、今からでも、人生を充実させたものにすることを考えた方が良い。
無駄にした時間を嘆くことほど、無駄な事はないし、今抱えている莫大な借金を返済しなければ、これからの人生を有益なものにできようもない。だからこそ、過去を哀れんで足踏みをしてはいけないのだ。自分自身の悪癖を取り除くべく、昨日は、現在陥っている自分の「依存症」に関する動画を見続けていた。昼から夜にかけて、おそらく10時間以上は視聴していたはずだ。やはり、どんな依存であれ、生活に支障をきたすようなものであれば、それは、改善すべきことであり、自分が依存症であることを認めることから始めなければならなない。
私の場合、自分が依存症であることを認めつつ、改善できていないという段階。これが良いことなのか悪いことなのかは、定かではないのせよ、自分が、借金まみれであることからも分かるように、自分の生活に支障をきたしているのだから、どこかで改善しなければならない事は分かっている。ただ、簡単にそれができるのであれば苦労する事はない。やはり、改善を促すためには、自分の悪癖をできなくするための無駄な「時間」を作らないようにすることが、最も大切で、最も簡単なことだとも言える。
今から、牛丼屋のバイトに行く。初日だ。緊張しないといえば嘘になるが、とりあえず稼がなければ、後が無い。動く。このことだけは念頭に入れる。埋もれる前に、その一歩を踏み出すことが大切なのだ。