思考力

時間の速さ

ついに、明日、ニートを脱出するわけだが、正直なところ、不安は募るばかりだ。会社と契約を結んで、労働するにあたり、教育業界以外で仕事をするのは、ゆうに十年を超える。最後は、印刷会社での勤務だったのだが、これは、ヒマとの戦い。仕事が無いなら無いなりに、なかなかキツイものでもあった。ただ、今回は、大手チェーンの牛丼屋であるから、時間帯によっては、とんでもなく忙しくもなるわけで、こればかりは、予想し難いものである。

今朝方は、気温が一気に7度も下がり、明日は、さらに冷え込むという。まさに、秋の到来を告げる様子だ。私は、日中は暑く、夜になると一気に冷え込む時期が、とても好きだ。半袖に短パンを身にまといつつ、夜には、ガタガタと震えるような時期。まさに、そのような日が多くなる。人生で、一番キツイお財布状態だった私の夏。ここから、どうやって挽回するのだろうか。正直、「なるようになれ」という投げやりな気持ちがないわけでも無いが、とりあえず生きてさえいればなんとかなろう。

健康寿命からすると、私に残された人生は、そろそろ折り返し地点になるのだろうか。医療技術の発達により、もう少し、健康寿命も延びるのかもしれない。この高速に流れる時代の変化の中で、もはや「今」という時間が、過去の常識に変化してしまうのも早い。もはや「爆速」とも言える。時間が「早い」のではなく、もはや物体そのもののような動きとして「速い」のである。

長い間、立ち止まりすぎた。ただ、これから一気に走るような事はないだろう。「徐々に」という表現は、甘ったれた言い方なので避けたいところではあるが、とりあえず自分の生活費くらいは稼げるように、じっくりと足場を固めていきたいものである。

-思考力