思考力

愉快なホラー映画

散財癖のある私にとって、やはり無駄な買い物や無駄な食事、無駄な行動などというのは、非常に厄介な存在となる。例え、それが必要な行為であったとしても、私には節度というものが欠けているため、一度スイッチが入ってしまえば、奈落の底へと落っこちてしまうものだ。一時期、節約の動画に辿り着き、それを細かく実践しようとしたのだが、今でも発症している悪癖が、それを抑圧してしまう。自分の行動は、自分自身が管理すべきなのだが、自分の場合は、それが生優しいことではない。

昨日は、牛丼屋でのバイトの初日であったのだが、なかなかに覚えなければならない事も多く、周囲のフタッフの邪魔にならないかどうかを心配しながら動かねばならない場面もあった。まだ、研修中なので、ランチタイムなどの激務の時間に、シフトを入れてもらえないのだが、私としては、浪費癖のある自分の行為を抑制する為にも、もっとシフトを入れ、ガンガン働きたいところだ。先月、滞納したライフラインは、とんでもない金額になっている。『カイジ』のような、ワンチャン逆転とは行かない現実世界を、甘く見てはいけないのだ。

最近では、ずっとYouTubeを見ながら生活することが多い。ナマポニートゆえ、それくらいしかやることがないといえば無いのだが、やはり、借金関係の動画や、消費者金融がらみの動画のサムネイルが目に飛び込んでくると、ヒヤッとする。ただ、それももう慣れっこになったのだろうか、釣りやサーフィンの動画を見る事もなく、借金地獄の末路、〇〇依存症の末路、〇〇に追い込まれるとどうなるのか検証などの動画を、進んで観るようになった。他人事では無いはずのことだが、現実を直視しすぎることで、もはや他人事であるような「ホラー映画」を見ているスリルに取り憑かれてしまったのかもしれない。

もう、依存症による出費の中、売却できる物は無い。それも、断捨離ミニマリストとしての良いキッカケだと思えば問題ないのかもしれない。そのようにプラスの方向に考えなければ、この蟻地獄の中でマトモに生活できるようにはならない。結局は、笑った者が勝つのだろう。

-思考力