思考力

交渉の最低限のレベル

こんな金欠状態から脱却すべく、最後の最後の苦肉の策として、車を売却した。特に車の売却などに関しては、「相見積もり」をとるという観点を忘れてはないらない。その通りに、同じ時間に業者を呼んで、三社で相見積もりを取らせると、なかなか面白い結果になった。結論を言ってしまえば、ディーラーへの売却では値段がつかない車であれ、中古車買取り業者なら、かなりの値ががつくということだった。言い値で売るという愚かなことをせずにいい結果を掴み取れたということに、感謝すべきだろう。

「知らぬが仏」というが、何事も無知な状態では、鴨がネギを背負って歩いているような状態であり、今回のような大きな売却金が動く時であれ、税金で還付を受けることであれ、やはり、正確な知識をできるだけのもって蓄えておくということは、必要不可欠であると言える。昨日の相見積もりの業者の中でも、訳の分からぬ法律用語を並べて、こちらを混乱させ、聴いているのが疲れたあたりで契約を成立させようという詐欺師のような業者もあった。もはや、過去において、数件の詐欺被害に遭っている私からしてみれば、よく分からないことに関しては、積極的に質問をして、相手方の説明に矛盾を感じたら、その契約をキッパリと断る術を選択肢に入れておかねばならない。

営業には、ノルマがあり、仕事では嘘をつく輩がいることは事実。相手方だって自分の実績上げていかなければ、生活も苦しくなるということは、コチラ側にだって容易に想像がつく。それは、医者でも弁護士でも同じ。最近は、相手の誠実さを感じられるか、はたまたいい人だからという理由で契約しないということをも学んだ。やはり、冒頭で書いたように、「知らぬが仏」では間に合わない。知識をフル装備して、不幸な道を選ばないようにしなければならない。必ず考えておかなければならないこととして、自分の知識を蓄えておき、正確な判断ができる状態で、話し合いや交渉をすべきなのだということだ。

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