思考力

贅沢な散歩

3カ月半以上、苦しめられている依存症。この末路には、悲劇しか待っていない。絶対に、こんなことで、人生を終わりにしたくないと思っている。昨日一日は、依存の対象をしなかったので、離脱症状なのか、ずっと日中は身体がだるく、横になっているしかなかった。しかしながら、昨日は夜から授業がある日でもあり、仕事に行って授業をしている間は、強烈な快感物質が脳から噴き出るようで、とても爽快だった。

目が覚めた今、時間は朝の7時前。カーテンの隙間から、木漏れ日が降り注ぐような眩しい朝日と、小鳥のさえずりが耳に流れてくる。こんな中で、煎れたてのコーヒーを飲めれば、一日のうちの最高に幸せな時間が終わることになる。こんな朝を迎えられるのであれば、「爽やかモーニング依存症」になりたいものだ。寝る前の薬を飲みつつ、それが体に残ったまま日中に活動すると、とても体調が悪いままのスタートとなるが、今日のようにバッチリと目が覚めれば、その日のうち一日中、気分爽快になる。

カラオケにでも行きたいが、そもそも先立つものがないので、家の周りを散歩して美術館で絵画を鑑賞しようか。先日、退会届を出したジムの月末までの残りの期間で、プールに行くこともできる。お金を遣わなくとも、できることはたくさんある。なかったとしたら、また寝てしまおう、本来、メディアの洗脳さえなければ、見栄の為の卑しい物欲も、派手な旅行も必要はない。自然と流れゆく時間の中で、ささやかな暮らしの中で、小さな幸せを感じられるほうが、絶対に贅沢だ。

私は、英語の講師。そして、その英語の授業をしているときは、アドレナリンが分泌されて、疲れを感じなくなる。そうだ、今日は授業用の英語のノートを作ろう。また、先日受けた塾の採用面接の2回目だ。こんな清々しい気候の快調なベストコンディションの身体で、なんともシッカリとした受け答えが出来そうだ。今日は、とてもい日になりそうな予感がする。さぁ、出発だ。

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