思考力

マッチョなリーダー

 

FIREを達成した人のように、FIRE達成後も充実したハッピーライフを送るために「朝活」をしているわけでもない。早朝覚醒とも言えぬ、真夜中に目が覚めてしまう症状が改善されないのだ。だから、何としてでも無駄な「中途覚醒ライフ」を送ることのないように努めるべきだ。ただ、現時点でやれるベストで、有意義なことなど「ブログ」を書く以外ない。他に、生産性のあることがあるとすれば、眠くなくても横になっていることくらいだ。ただ、せっかちな私からしてみれば、そんな座禅を組むような悠長なことなどできない。今、モーニングサーズデーのJAZZを聴きながら、今日の予定をなんとなくイメージしている。

不眠のメカニズムや対処法。睡眠薬の開発などの情報。インターネットやメディアを通しても、様々なところで…………

 

不眠のメカニズムの研究が、たいして進んでいないことの皮肉を考えているうちに、キョーレツな眠気に襲われて、椅子に座って、2時間程度眠りこけていた。午前4時。まだ、夜は明けていない。窓を全開にして空気を入れ替えてしまう。風は、冬へ向かっているはずだが、寒すぎない心地よい涼しさがある。揺れるカーテンも、なかなか良い音をたてながら、サワサワと踊っている。残眠感もさほどない。ブラック企業で働いていたとしたら、不眠症も深刻な問題であり、フラフラなまま仕事へ行けば、身体のことなど考えず、仕事に打ち込んでしまう。感覚が麻痺しだしたら危険。そのまま再起不能なメンタリティーになったり、体がブッ壊れたりする。

最近では、お酒ひとつとっても、健康に害を与えるから、一滴の酒をも嗜むことがない人が増えている。かくゆう私もそうだ。私の場合、金がないのと、田舎に住んでいて、いざというときに外出する手段が車だから呑めないというのが主な理由だ。それほど、自分の経済状況を考えつつ財布に気を遣い、さらに当然のこととはいえ、ハンドルを握る手には重い責任があるということを肝に銘じている。昨日、新宿歌舞伎町で、80を超える高齢者が、アクセルとブレーキを踏み間違えて、ラーメン屋へ突っ込んだというが、もはや、このような事故は、「自動運転」の普及を待つ以外なさそうだ。

こう考えると、自分を過信せず、自分の技量を知っていて、それを十分に発揮できる場面を知っている人は、どれほどの成果を得られているのだろうか。そのような人は、間違いなく自分の人生を豊かなものにできる。最悪、ブラック企業に行ってしまっても、そこで発揮できるパフォーマンスも高くなるであろう。「適材適所」という言葉があるが、自分の人生のリーダーは、自分の技量を熟知しつつ、俯瞰できる未来の自分に他ならず、そのような自己客体化できる能力がなければ、様々な場面で負けてしまうことになる。

もちろん、遺伝的要因で負けを認めざるを得ないケースも多々あろうが、その要因が何かということを知る努力でさえも、大切な戦法といえる。多くの一流のビジネスパーソンが実践している「マインドフルネス」なども、今の自分と対峙することで、暮らしの小さな小さな一瞬の「今」に集中し、自己分析することで、マインドフルネスそのものから得られるメリデリすら超越した、無意識に意識を向けているのだと思う。苦手な人と付き合わなければならないときに、他人を変える事はできないということも知っているから、関係性を保ちつつも、最大限に染まらぬ工夫をするのだと思う。ここまで来ると、悩みし人に「説法」の一つもできそうなレベルである。

昨日は、面白い日だった。最近は、納期に追われ追われていた外注の仕事に、振り回されるようになっていて、無意識の中で疲れが蓄積されていたようで、体を動かすことも辛い状態になり、「キケンな下り坂」に差し掛かっていることに気づいていた。そこで、意を決して「腕立て10回」を、フルスピードで行って、スケボーを担いで、家の周りを走っていたら、ミルミル笑いが止まらなくなり、一気に外注業務の仕事を終わらせる寸前まで片付けることができた。運動と筋トレの効果に、抗うつ作用があると言われて久しいが、まさに私はそれを体感してしまった。

あと7分でタイマーが鳴る。「ポモドーロ法」も実践中。どんなに集中していても、25分で5分の休憩を入れる。これがまた効果絶大だ。不安と疲労に飲み込まれることなく、思考停止することなく、今日中に外注の仕事を終わらせられたら、カラオケにでも行って”RADWIMPS”でも熱唱しようかと考えている。目もさめてきたし、さぁ、ブログを精査したら筋トレだ。

-思考力