思考力

バッジが欲しい人

昨晩は、空腹で眠りに不安になり、コンビニまで車を走らせて、サイダーに、チョコ、ビスケットを買ったようだ。あまり記憶にないのだが、財布の中のレシートに印字されている文字に、偽りはないはず。目が醒めて、パソコンの机の下には、散乱したビスケットが散らかっていたので、それが今日の朝食となった。そのような非常事態が起こると、目覚めは良質ではなく、いくらJazzを流してBlogの下書きをしていたところで、リラックスできる状態ではない。ボサノヴァであろうと自然音であろうと、今日の朝のBGMは、耳障りにすら感じる。

毎晩観ている【LIFE HACK】の健康系動画の知識が、全く実践されていないことが判る。「健康」を得られていない状態では、効率的な仕事や前向きな思考を保つことなどできず、仮に、給与の高い企業に属していたとしても、睡眠がここまで乱れていれば、採用される遥か手前の段階から、就職そのものの辞退を選択するべきだ。やはり、私が定時に始まり残業を強制される企業に縛られるのは、極めて無理がある。

見事、衆院選広島選挙区の議員のヒトが、大規模にお金をばら撒いて、人の心を「購入」して、議員バッチを返納するという情けない人もいれば、ブラックカンパニーから離職しても、教育という素晴らしいフィールドで、自分の新たな聖地を開拓しようと、日々経営論を学習している清らかな予備校代表もいる。そんな予備校代表を、神様は救わないはずはなく、しっかりと出会うべき人と出会うべくしてつなげてくれ、見事、事業が黒字化目前という状態にまで導いてくれた。

給与所得と事業所得の二本立て。確定申告や節税のことを勉強している賢い予備校代表は、緊急事態宣言が解除され、再びゴミゴミし始めた「渋谷のスクランブル交差点」のYouTubeのライブ映像を尻目に、優雅にMacBook Proのキーボードを叩いている。こう考えると、昨晩のお菓子をサイダーで腹に流し込んだことも、ある程度は赦せる。30代の功績が、人生の大きな割合を占めるという考え方もあるが、「七転八倒・悶絶苦悩」の講師生活をしていたという事実もあるので、とりあえず30代の貴重な10年間は、大きな無駄にはなっていない。

緊急事態宣言が開けたところで、早速メディアでは「ネガティブ情報」で世間を不安の渦中に落とし込もうとしている。山形・愛媛で過去最多の過去最多の感染者数から、「第4波に入った」と騒ぎ始めている。コロナ禍の渦中で、各地でリバウンドの懸念が上がっている声から、事態の深刻度を煽り立てている。悪い側面だけを切り取れば、最悪の状況だけが浮き彫りになり、その裏にある改善された側面が完全に隠れた状態になる。最高裁までの争いとなった「夫婦別姓」に関する問題であっても、全ての国民が、ある程度は日常の話題として使えそうな、その問題ばかりに目を向けてしまえば、国民全体が一丸となって考え出さなければならないはずの「重大問題」に関する事件の深刻さが、薄まってしまう。

昨日、「北」から発砲された2発のミサイルの問題は、全国民が「コロナ」と同じくらい深刻な問題として考えなければならないと思うが、無関心の状態のままの人が多いようだ。エンタメ動画の急上昇動画には、呆れるほどどうでもイイ動画が、軒を連ねている。日本海の日本の領土ギリギリの際に、2発のミサイルがブッ飛んできたのに、どうして“Jアラート”が鳴らなかったのか。日米韓が連帯強化しようとしているのに、首相はコロナのときと同じく、原稿を「音読」するだけでイイのか。1年間の沈黙があり、バイデン政権発足後、初めての「北ミサイル」の発射のサイレントピリオドに対する日本人の考えはどうなのか。

少なくとも、日常の生活の中で考えなければならない重大な問題ではないだろうか。そして、私個人として、もっと考えたいことは、かつて同じ波をシェアした私の韓国北朝鮮の友人が、国籍とサッカーの話だけに触れなければ、とてもフレンドリーで、何度も助けてもらったという思い出が何だったのかということ。少なくとも、裏金を撒き散らして、自分の私利私欲を剥き出しにして躍起になっている「セージカ議員」よりは、よっぽど人として優れていたのだということだけは間違い無いと思っている。

やはり、一部だけを切り取った情報を鵜呑みにするのではなく、ある事実から、自分の問題意識を、客観的にすり合わせて考えることが、とても大切なことだと思う。

 

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