思考力

過去の嘲笑を忘却する

やはり、眠い。薬の調整があっていないのか。いや、スピリチュアル的な観点でいえば、「魂のステージ」が、上昇するときに起こる現象のようだ。注意しなければならないことは、このステージ上昇の時に、誰かを憎んだり恨んだりしないということになるようだが、最近では、やはりフラッシュバックが強く出てきてしまっていることが現状で、過去のトラウマがニョキッと顔をもたげてくれば、目の前のYouTubeの動画の内容など頭に入ってくることもない。だから、心を落ち着かせるBGM、金運アップBGM、睡眠ようBGMなどを聞いて、心を安定させるようにしている。

ガラス細工に魅了されてから、まだ少しの日にちしか経っていないのだが、玄関に、色とりどりのガラスの石や、模様の入った花瓶などが飾られていると、とても気持ちがいいし、なんとも幸運な運気が招き入れられているような気もする。起きて、床にある物をベッドに上げて、ルンバが落ちないように玄関の段差を椅子とゴミ箱で固定してから、ルンバを作動させる。窓を全開にして空気が入れ換われば、部屋全体に英気がみなぎってくる。歯磨きをして、パソコンを立ち上げたあたりでルンバのお仕事が完了していれば、この記事作成にも心のゆとりができた状態でとりかかれる。現代の神器というのは、味方につけて仕舞えば素晴らし性能を発揮するものだ。

コーヒーをすする。きれいな空気がサーキュレーターををもに循環する。頭がクリアになって、MacBookをはじく指がスピーディーになってくる。こんな贅沢な時間が、毎日の日常となっているのだから、こんなにも恵まれて平和な日々もなかろう。経済的自立を達成した人たちが、時間を持て余すとも言われているが、もともと引きこもりの時代が多かった自分にとって、今の「リーンファイヤー」の状態は、とても居心地がいい。タワマンでもない、千葉の田舎のワンルームアパートの一室で、コンパクトカーで生活する。最近熱が覚めてしまったスケボー だって、やろうと思えばいくらでもできる海岸だって近い。これ以上を望んでも、なんのことやらの不安ばかりが襲ってくるだけなので、多くを望まないようにしようとも思っている。

空白ばかりの手帳に記載されているのは、ゴミの日と病院の受診日だけ。それで何か寂しい思いをしているのかといえば、なかなかそうでもないし、そもそも誰かと話をしようとしても、眠気の方が優ってしまい、酷く悪い対応となってしまう。だから、スーパーのレジで、「ゴミ袋は入りません」と、「カードで」くらいの会話で終わる日が続けばいい。それ以上を求めれば、必ず、「クレクレ君」が近寄ってきて、根こそぎ奪い取っていくことは目に見えている。羽振りの良いときには、ブンブン尻尾を振って、こちらが失ったものが多ければ多いほど、「あんときゃ笑っていた」などという卑劣なセリフは、もう聴きたくはない。あくまでも、経済的なことを引っこ抜いた状態で、人として自分を知って、こちら側に対しての最低限のマナーを守れるような人間との付き合いで十分だ。

今日は、宅配便のチャイムで起こされた。とても高い段ボールが届いたのだが、これは、ふるさと納税の返礼品の観葉植物だった。自分の背丈ほどもある。まだ、梱包を開けていないのだけれども、これを英気をため込んで綺麗に浄化してくれる味方になってくれるのか、ただのオブジェにもならないデクノボーになってしまうのかはわからないけれども、久しぶりにきた、人間と同じ身長の来客を歓迎してみようと思う。玄関に生花があり、観葉植物があり、とても大きな観葉植物が加わった。これで、運気が低迷することはない。少し心配なのは、あまりにもステージへ上がるスピードが早すぎて、突発的な眠気が長時間続かないようにすることだ。

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