思考力

エンジェル・ブリッジ

久しぶりにアップルウォッチを、装着して寝た。今のアップルウォッチの最大の難題であり、今後の課題は、たった一日で、バッテリーが切れてしまうという点だ。だから、風呂に入ったり、帰宅後すぐに充電すると、そのまま再度装着することなく眠りに落ちてしまうことになる。そんな日が続いた中、今日は、しっかりと装着して就寝して起床し、睡眠の質を見ると、寝つきは悪かったもののシッカリと眠れていて、「100点」をとることができた。

朝、窓を開けて換気をし、ルンバを作動させるスペースを作ろうとしたら、ベッドの窓が全開に開いたままの状態だったので、道理で寒い目覚めであった理由がよくわかった。それでも満点のスコアが出たのだから、それはそれで問題ないこととしよう。そんな快眠の中でも、夢を見て、私が千葉に来て初めて住んだマンションのそばに、私が通っていた大学があり、そこからどうやって通うべきか考えていたら、誰も相談できる友人がいないことに気付いて落胆していた。これは、夢の中だけではなく、現実に、過去の自分は誰も友達がいない状態で大学生活を送っていた時期がほとんどだった。だから、どれだけ「花の学生生活」を浪費してしまったのかが、最近見に染みて分かるものだ。

YouTubeのオススメ動画も、もはやどれも似たり寄ったりの内容で、さらにほぼ全てが同じような内容で、全く新しい「これだ」と言えるような内容の動画が見つからなくなってしまった。だから、今、この記事を書いているときには、精神状態を落ち着かせるBGMを流しながら、記事作成をしている。それでも、何やら自分の中でエネルギーのような波動が渦巻いていることに気づくことが多く、ふとした瞬間にレシートに「444」が、刻まれていたり、何かを車の運転中に感じてハンドルを切ると、自分の車が川の流れの如く、スムーズに車線を変更できていたりもする。それが、歩いている時でも起こる。こじつけだと思われるんかもしれないけれども、この文字にすることが難しい「心の状態」「内なるエネルギー」を、どうやって表現したらいいのだろう。一流の作家や偉人たちは、これを自分の作品や演説で表現できていたのだから、それは才能を超えた偉人とも言えるのかもしれない。

電動歯ブラシで歯磨きをして、床に極力モノを置かない状態で、ルンバを作動させる。その間に熱々のコーヒーが出来上がっていて、それをコップに注いだら、ブログを書く支度が出来上がっている。こんなオートマチックな生活にするための工夫をすることや、徐々に増えていくガラス細工での玄関アートなど、自分の部屋への満足度が大きく肥大していく。この年になって、まさか自分が「ガラス細工」に、ここめで強く惹かれるとは思わなかった。人の感性というのは、どの年齢になっても、どこかで感化されて、強く刺激される瞬間があり、それを心の空白にうまく埋められる時があるのであれば、それは、自分にとって最高のアートである。

アートの定義というのは、それぞれの人によって様々であり、一概にこれであるという固定された枠に収まるものではない。それでも、自分の中のインスピレーションと共鳴する対象に、強い魅力を感じ、それをずっと追求したいという気持ちが心の中に宿るのであれば、それは十分立派なアートなのではないだろうか。自分は、英語講師として、オリジナルテキストを作るときに、なんとも表現できない快感を得られていた。生徒に、それを渡すときに喜びはあまり感じず、自分のテキストで、自分に翼が生えたかのような気持ちで伸び伸びと授業ができていた。今考えると、それはまさしく確実なアートである。そして、そんなアート作品から、自分の学力や自分の生き方を考え直せる授業ができていて、その人が新しい視点で未来の道を模索できるようになったのであれば、それは自分が「エンジェル」として道なる世界へとの架け橋を創作できたということになる。いろいろ嫌なことばかりだった会社であっても、自分が天使として活躍できた場面だけを切り抜いて、心に留めておく。そんな技術も自分の中で整理整頓していきたいと思っている。

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