思考力

警笛音は小さくとも

夜中の2時。決して、眠れなかったわけではない。昨日、眠気が残るまま釣りに行き、そのまま帰宅。その疲れからか、久しぶりに夜になってから眠気を催し、薬を飲んで瞑想用の音楽を聴いていた。すると、空腹感が出て、ピントの定まらぬ視点をもとに、肉野菜炒めを作り、それを完食。近所の自販機でジュースを買った時点で、もう、自分は夢の世界へ半分体が入っていたのだと思った。もう、千鳥足だ。今日は、10月7日。一年前の10月6日に、同じようなシチュエーションで自転車で転倒し、そのまま彼岸を彷徨ったわけだから、いい加減、睡眠薬の危険性を知っておかなければならない。

昨日は、投げ釣りに行った。私が、釣り歴の中で、投げ釣りを行ったのは、中学生の鯉釣の時くらいだったか。投げてからは、じっと待つだけ。誰か話し相手がいれば、話が熱中し、もはや釣りに来ていたことすら忘れた時に、竿が大きくしなったり、鈴の音が鳴ったりする。こうなれば、一気に脳が覚醒モードになる。昨日も、一回だけ竿に電流が走ったかのような振動があり、それを挙げてみれば、元気のいいハゼであった。さらにそれを泳がせて大物を狙えど、そのハゼは、針から外れたのか、獲物に食われたのかは分からないが、もう私の針には掛かってはいなかった。

YouTubeへの投稿頻度が増す。自分を追い込むような緻密な編集を避けたり、こだわり抜いた文章を作るのではなく、自分の中で及第だと思える内容なら、そのままアップしている。とにかく、まだまだヒヨッコなのだから、数を出して、自分の存在を認知してもらわなければならない。「自分はここにいます」というアピールは、とても大切で、例えば、相手が気づかないうちに車を運転し、こちら側に突進してきたら、躊躇なくクラクションを鳴らさなければ、事故になってしまう。相手の顔色を伺ったり、小さなことだから、相手だって怒らないだろうなどと悠長なことを言っていれば、それこそ、相手が知らぬ間に自分の危険ゾーンに入ってきて、こちらの苦しみや、恐怖に気付かぬまま迫ってきてしまうことだって、十分にありうる。

車での行き帰りで、YouTube動画の聞き流しは、本当に役に立つ。坊さんの説法や、お金の流れの仕組みの動画、インフルエンサーの説くことなど、声だけで理解できるような内容であれば、別に画面に張り付く必要もない。私の動画もまさにそれに漏れていない。耳だけで学習できるコンテンツに仕上げてある。自分はここにいますと声を上げて認知してもらうのは難しいのかもしれないが、自分の存在をアピールすることでしか、YouTubeでの発疹活動には、広がりはない。極端な話、数を打つことが一番大切で、質は大まかに言って、二の次、三の次でいいのだ。そうやって割り切りながら、日毎に上達している編集技術を、うまく活用させて、インフルエンサーに一歩ずつ着実に進んでいきたいと思っている。

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