思考力

膝の中の時間

20分ほど早いが、2023/05/17の記事を仕上げてしまう。昨日は、人生で初の試みとなった「一人レンタカー 釣り編」を遂行し、見事に完遂した。今の車はすごい、多少集中力が切れて、車線をオーバーする寸前に「警告音」が鳴るのだ。初めは何の音か分からなかったが、運転手の注意喚起を促しているようだ。こんな見事な装備があるのであれば、運転に自信がなくなってしまった自分でも、十分運転できるのではないかと思ってしまうほどだけれども、そのクルマ購入の資金や維持費を支払えない訳だから、あまり欲張らないようにしなければならない。

釣りの方はと言うと、全く釣れる気配が無く、まさに釣り場全体に閑古鳥が鳴いているかのような静けさと、閑散とした景色は、「これからもずっと粘っても無駄ですよ」という合図のようなものだったのかもしれない。レンタカーの手配などの手続きの関係で、朝9時に駐車場に入っても、まだ駐車スペースに余裕があったのだからラッキーだ。裏を返せば、そんな時間まで満車にならない釣り施設で、大きな釣果をあげるとこと、困難なことなのだったのだ。もはや、そのように解釈する以外ない。

天気は快晴。心地良い風も吹いている。潮風という少し重い空気の動き。こんなに気持ちいい中で、思う存分、釣り糸を下げるという最高級な贅沢をして、この太陽光を浴びたのであれば、夜はぐっすりだろうと思っていた。だが、私の不眠症はそんなに弱くはない。薬を飲んでも、頭はクラクラし、目はクルクル廻る。ただ、肝心な眠気がこない。なんとも皮肉なことである。レンタカーも、8時間程度借りると、かなりの額を請求されたが、ずっと維持しているよりもよっぽど安いから、車を使用する際は、このままレンタカーで事を済まそうと思った。

今日は、また東京へ行く。カプセルホテルに泊まって、次の日の朝に大学病院へ行って、足の膝の検査だ。何回、注射をしようが水を抜こうが治らない。どこかしらに大きな欠陥があるとするのであれば、早いところ治療しておきたい。他人より時間的ゆとりがあるのであれば、健康体でいられるようにすることは、私にできる「仕事」なのかもしれない。

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