思考力

AIを利用する人の末路

昨日は、久しぶりに「YouTubeサーフィン」をした。「〇〇をした末路」を中心に、オススメ表示されている動画のサムネイルの中で、自分の今の状況に近い動画を、ポンポンと閲覧していった。最近は、まだ陽が照っている時間に薬を飲んで眠ってしまうのだが、昨日は、一般の人たちと同じような22時頃に眠り、今朝は9時に目覚めた。「中年ニートの末路」「キャバクラにハマった人の末路」「刑務所から出所した人の末路」などの何とも身近なオススメ動画が、アニメ形式でアップロードされていて、とても面白い。どうやら今日も、そのような「ツベ波乗り」をしてしまいそうだ。

今、仕事がほとんどない状態で、半ば「中年ニート」ではあるが、私は塾講師としてのスキルがあり、今の状態は一時的な冬眠だと思っている。一旦、この冬眠の状態で、新しいスキルを身につけるために、「職業訓練校」の受講を申し込み、今日は、その面接がオンラインで行われる。どのような結界になるのかは、まだ分からないが、心配事の8割は実際に起こらないし、残りの15%程度は、事前に対処できるという研究結果もあるのだから、今回の面接の合否に関わらず、先程のオススメ動画のような悲惨な末路を歩まぬよう誠実に生きていたいものだ。

悲惨な末路といえば、飲酒運転による事故だ。この動画だけは、免許を持っている人であれば、必ず閲覧しなければならない。もちろん、実際に免許更新の時に、恐ろしい飲酒運転の事故と、その後の運転手の末路のVTRを観るのだが、加害者であれ被害者であれ、大きく人生が狂うのであるから、ハンドルを持つということは、命を保つことと同じくらいの責任を持つということを、決して忘れてはならない。この認識が甘いというか、認識できない人は、車のエンジンキーを挿す部分に粘土を流し込んで、ハンドルが無い車に改造すべきだ。

とはいえ、最近は、スマートキーシステムで、ポケットにキーが入っていれば、そのままエンジンがかけられるし、このまま自動運転が加速すれば、ハンドルがない自動車が開発されていくのだから、如何ともし難い。ただ、このようにAIが、運転を代行するようになれば、それこそ飲酒運転は撲滅できるのであり、「昔はニンゲンが車を運転していたんだよ」なんていうセリフも飛び交いそうだ。そう考えると、飲酒運転が完全になくなる可能性というのは、あながち遠い未来のことではなくなりそうだ。

AIの普及によって人間の仕事が、どんどん奪われていく。最近のスーパーでは、自動精算機が普及し、有人のレジが少なくなってきている。まるで、高速道路のETCが、一気に普及してきた頃のようだ。今、中古車で高速のETCを装備していない車を探すのが難しいほどになっている。そうなってくると、今後は、コンピューターを操作する側に立つ、プログラミングのスキルと、コンピューターができない創作力を利用したWebデザインの仕事の需要が、必然的に増えていくに違いない。ちなみに、今日のオンライン面接が行われる職業訓練校の対象職種は、Webデザイナー養成校。やはり、時代の先端を歩んでいる。昨日、閲覧したような中年ニートのような末路は、進まなくても良いようだ。

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