思考力

紐解く先生

歯を大切に。こんなキャッチコピーのCMがあったような気がするが、私も同感だ。歯というのは、消化器官の入り口であり、ココが汚れているということは、そこから先の器官も、その汚い食べ物が体の中に入っていくというわけだ。しっかりとケアするのは、当然だ。歯の価値だって、一本百万円ほどするらしい。そして、大学の医者・歯学・薬学部は、6年もの間、学問をしなければならない。やはり、人の命に直結するだけに、責任も重くなり、多くの勉強時間を確保しなければならないのだ。

私は、千葉に移住して、二ヶ所の歯医者で、カミナリを落としている。特に、二つ目の歯医者で、いい加減とも取れない治療が行われたので、少し厳し目に注意したのだが、翌週、その歯医者は、身体中がタコのようになって、ブルブル震えてこちらへ向かって来た。今までの歯科医師人生で、あそこまで怒られたことはなかったのだという。間違いなく、私の顔は、その歯科医師にとって、トラウマになったに違いない。

さて、昨日は、弁護士事務所に行った。こちらの職業も、「先生」と呼ばれる職業であり、いい弁護士に当たれば、裁判や訴訟で勝つことができる。10年以上もの間、イザコザが絶えない佐藤家の問題を、しっかりと聞いてくれる先生。しかも、電話相談で1時間近く、昨日の事務所での面談では、2時間以上も話を聞いてくれた。しかも、イザコザの内容を見事に分析し、解決までの道のり全体のイメージを一緒に考えてくれた。法テラスを通して紹介された先生だったのだが、今のところ「大当たり」の弁護士先生だ。

10年以上もの間、全く動かない問題であっても、いつかは解決しなければならない問題。そして、このまま放置していても解決しなさそうなので、やらない方がマシだというスタンスで弁護士に依頼したのは、成功だったようだ。いや、まだ相談の段階だから、両手離しで喜ぶわけにもいかない。兄弟間の仲が、幼い頃から悪いので、もはや粉々になったガラスを修復するよりも、相手に見切りをつけるべきだということも大切なのだろう。もし、この問題が解決したのであれば、枕を高くして眠れそうだ。

仮に、逆恨みされても構わない。もう、立ち止まりすぎていた。日本の各地で、地震が発生している。最悪の場合、南海トラフ自信に発展するかもしれない。これからの10年で、大規模な地震が起こるかもしれないというデータも出ている。それならば、兄弟間の問題どころではなく、日本全体の問題になってしまう。そうなる前に、キッチリと自分がやらなければならないことを明確に遂行していくばかりである。

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