思考力

目的を射抜く核心

すっきりとした朝の空気。すべての窓を全開にして空気を入れ換える。足元をルンバが滑走しながら、歯を磨いて、コーヒーを挿れる。時間は、朝8時。アップルウォッチの睡眠アプリでも8時間以上は眠れているので、上出来の睡眠だといえる。しかしながら、昨日今日と、ベッドから転がり落ちてしまい、深夜にトイレに行く時は、もはやフラフラの状態で、故障している膝が全く曲がらない状態でトイレに駆け込むことになる。これが、尾を引いて、なんらかの身体的ダメージにつながらなければ良いと思う。

もはや、捨てるものがなくなったとはいえ、消耗品や段ボールに入っている資材などがあれば、すぐにゴミ袋がいっぱいになり、それが2袋目ともなると、早く可燃物の日がこないか待ち遠しくなる。この日は、宿便した物が一気に排出されるような清々しい気持ちになるので、目障りな廃棄物とは離れられることになるのだ。小鳥のさえずりを聴きながら、朝の贅沢な時間にブログを書く。昔は、鳥のさえずりがきたら、就寝の合図だったのだから、自分は健康な生活リズムを取り戻せつつあるのだ。だから、今回の薬の調合と、寝る前にはシーリングライトを消すという作戦は、とてもうまくいっていると言えよう。

お香を焚いて、コーヒーを飲む。玄関の風水のために、開運の掃除でもしようか。それと、トイレ。玄関に置いてあった水晶玉も、ほとんど目に止まらぬような大きさで、存在感がなく、これではご利益も薄まってしまうと思い、トイレに移動させた。だから、トイレ掃除もやってみよう。玄関は、人間でいえば、口であり、トイレは、人間でいえば、肛門にあたる。出入り口のケアができなければ、その間にある流れが良い運気であっても、それが良い意味で停滞してくれることはなかろう、だから、このような意識的な掃除というのは、欠かせないのである。

かつて、小鳥のさえずりを聴きながら眠っていた頃、自分は海運や風水には全く関心がなかった。それでも、自分が一人で生活するようになり、できるだけモノを持たない生活を心がけていれば、意識は必ず何かのうごめく力のパワーを感じ取ろうとするようで、やはり自分を守ってくれる見えざるパワーを体感できるように、身辺整理を整えておくことは、とても大切なことだ。最近、観葉植物が一気に枯れた。これで、3品木目であろうか。これは、自分に取り憑いている邪気を吸収してくれたと思い、良い方向へと捉え直していきたい、演技っが悪いと思い込んだところで、それが復活する見込みがないものになってしまったのであれば、感謝の言葉を込めて、それの栄誉をたたえながら引退をしてもらうのが「吉」である。

掃除、風水、開運。これらが本当に役に立つのであれば、これを生活の中に取り入れることは、とても理にかなっている。例えば、同僚や上司に媚びへつらって人生イライラモードで生活するよりも、とっとと定時で帰り、帰宅したら靴を磨いて、トイレも磨き、早めに帰ることができたら、玄関の掃除でもしてみれば良い。これを、ただのスピリチュアルやオカルトだと思うのであれば、それはそれでその人の人生なのだから、口出しはしない。ただ、何かがどん詰まりの状態で右往左往しなければならない時、もっといえば一歩も外へ出られない時というのは、このような地味な身の回りの整理整頓や掃除をすることで、一心を一点に集中することができるのだから、気も紛れるはずだ。そんなことを繰り返しているうちに、きっと次での門出が待っている。それを捕まえる余力がきっとできていることだってあるはずだ。

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