思考力

体の乗車拒否

無意識のうちに、何か、妙な焦燥感に襲われている。別に、誰かに命を狙われているわけでもないのだが、何か重い圧迫感というか、以前はあった、心の豊かさなどというマインドが消え失せてしまった。「思考停止」などという言葉もあるが、それはまさに、今の私の状況と酷似していて、不甲斐ない自分の情けなくて、単調な生き方を露呈する言葉のように思えてしまう。本当にリラックスするために、海でも観に行きたい所だが、何せ車がないので、そんなことすらできない。一体何の為に、外房へ移住してきたのだろうか。

今日は、年に一度の健康診断であるが、先日、病院で胸の痛みなどの関係で、レントゲン等の写真を撮って、異常が無かったので、それほど不安はない。筋トレをせずに、やつれているので、今、こうやって上半身裸でMacBookのキーボードを弾いていると、垂れ下がった腹の贅肉が、見事に自分の加齢を表しているようだ。

最近、どうも自分の喜怒哀楽などの情緒が、薄れているような気がする。特に、哀しいとか、楽しいという感情がなくなっているような感覚がある。無気力になっているのも、そのせいだと思う。やはり、自分の弱さを隠す為に、無意識のうちに自分の体が、感情という厄介な乗り物を、捨て去ってしまったのかもしれない。

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