思考力

振り出しはマイナス

緊急事態だ。予定していた物件の解約を解約した。このブログを読んでいる友人、Twitterで追いかけてくれている友人、LINEで情報交換している友人から、引っ越し祝福のメッセージが届いていたのだが、そんな人たちもビックリの契約破棄。このいきなりのアクシデントに、このブログでさんざん有頂天になっていた自分が、あまりにも不甲斐なく情けないという気持ちになり、恥ずかしくもなってしまう。でも、まさかこんなことになるとは思ってもみなかった。

かいつまんで言うと、契約書にサイン捺印をするためだけに、2時間以上かけて東京へ行ったのだが、不動産屋の不手際や理解不足、挙げ句の果てには、重要事項のサインをする場所の印字された住所が間違っていたのだ。そもそも、書面を読み上げるときに、老眼が原因なのだろうが、細かな文字が見えておらず、文字を読めていない。普通、自分の事務所での契約なのであれば、自分が用意したメガネをかけて説明をするのがマナーであろう。もう、マナーであるどころか原則。契約時に莫大な金が動く契約であり、年単位で考えると車一台買える値段。もはや、こんな不動産屋を仲介しての契約は無理と判断した。

では、私はどうなのであろう。わざわざ内見へ行って、今の部屋の解約、違約金を伴うネット回線の撤去、引っ越し業者の選定やライフラインの確保などの苦労が全て台無しになってしまったのだ。時間と金の浪費とはまさにこのこと。完全に失敗に終わってしまった。また不動産関係でのトラブルのトラウマが増えた。不動産と車は、人生で二大支出などというが、車を買うのをこらえて東京の物件を探し、その東京の物件がポシャってしまえば、やはり何のための労力だったのか分からなくなる。

こんなグチ愚痴としたことを書いていて、これを読んでくださっている読者には申し訳ないし、そもそもここまで読んでくださっているかも自信がないが、やはり昨日の痛手は大きい。1からやり直すのもどうかと思うが、このアパートの退去日が1ヶ月を切っているので、悠長なことを言っている時間などない。これは何らかの手筈を整えなければならない。東京で決まった仕事も破棄することになるし、もはや絶体絶命。困った。本当に困った。何かしらの良い選択肢はないのか。今、ぼんやりと考えているのは、今のアパートに継続して住むこと。職安に行ってどんな仕事があるか見てみよう。

-思考力