思考力

ゼロの経済評論家

おぉ。昨日は、人間と全く話さなかった。一言も人間と言葉を交わさなかったという日は、激レアだ。少なくとも、コンビニで、「はい」くらいは言葉を交発するが、昨日は完全にゼロ。台風が、千葉に直撃することはなかったとはいえ、台風の余波は届くわけで、雨を舞い上げるような複雑な風が吹き、ナマポの私は、自転車なので外に出ることができずにいた。だから、昨日は「軟禁状態」だったと言えよう。

昨日、フードバンクで頂いたスパゲッティーを茹でたのだが、冷蔵庫がない今の部屋では、作り置きができない。それでもスパゲッティー用のタレが無く、焼肉のタレをかけて喰った。これは、もはや人間が喰えるモノではなく、今朝、残り少ないゴミ袋に入れて破棄することとなった。網戸に穴が開いていて、ハエやハチなどが入りやすいので、あまり生モノを部屋に置いておきたくはない。すると、ゴミ集積所へ行く途中、向かってきた軽自動車の窓が開き、「しばらくぶりだね」とお隣さんのおじいさんに声をかけられた。「そうですね」と言ったので、今日は人間とコミニュケーションをとれたことになる。

そもそも、ここまでドップリと極貧生活にハマってしまったのは、秘密の「依存症」が原因であり、たいていの依存には「カネ」がかかる。すると、私の部屋には、リサイクルショップに出せる金目のモノは、一切なくなってしまうわけで、半強制的にミニマリストとなる。現在、光回線もYouTubeプレミアムも止められてしまっているのだが、iPhoneのWi-FiからテザリングしてMacをネットに繋ぐという荒技で凌いでいるのだが、それはそれで何とかなっている。1日2回来るYouTubeからの督促メールや、いつ止まるかも分からぬ水道光熱関係のライフライン。極貧状態がこれほど苦しいのか身に染みて理解できる。

私がYouTubeで閲覧しているのは、くだらないYouTuberの動画ではなく、経済や金融の情報を、分かりやすくコミカルに解説している動画がほとんどである。金のない私がすべきことは、底辺にいることではなく、お金に働いてもらうことだと思っているからだ。労働者側ではなく、資本家側に回ること。種銭があるのかと問われれば、今は返す言葉もないが、誰ともコミュニケーションを取れない今の状態なのであれば、夢を描くことはできるはず。誰に文句を言われる筋合いもない。どんどん不労所得を得られるような仕組みを考えていこう。いつかきっと叶うはずだ。

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