思考力

契機を歌う

なかなか寝付けなかった。たった1日、東京で仕事をして1時間以上かけて帰宅しただけだというのに、体内時計は崩れ、具合が悪くなってしまった。今日も、起き抜けの気分は落ちていて、コーヒーを淹れながら歯磨きをしていたら、大家さんが部屋の中へ声をかけてくれた。本当にとても良い人柄の方で、私はとても助けられ、もしこのアパートが東京に瞬間移動するのであれば、真っ先に契約したいくらいの物件だ。つまり、大谷さんだけではなく、物件の間取りそのものも気に入っている。

たった今、カラオケの予約をした。ムシムシとした今日のような天候で、わざわざ部屋に引きこもってネガティブな事を考えていても仕方ないのだから、とりあえず大声を上げて熱唱する。その方が明らかに精神衛生上良いことは明らかでもある。あと1時間後に予約したので、セカセカとブログを書いていて、朝のマインドフル瞑想の時間を確保し忘れた事を、少し後悔しているが、やはり早いところ自分の美声に酔いしれたいところ。自分の期待に自分だけは裏切らない。

新天地の物件が決まらないので、今後のスケジュールが明らかにタイトになる。自分だけで決められるスケジュールではなく、自分とエージェントとオーナーという、三者間で日程等を合わせなければならない。しかも、一度契約締結した物件には、年単位で住むことになるのだから、自分の中のベストの選択肢を取らなければならない。これは、当然だ。自分の中で納得のできる選択をしなければならないとき、自分一人の都合だけで決められることは意外と少なく、相手の都合や、その都度その都度のタイミング、いわば運を必要とする場合が多々ある。ただ、そのような中で巡り合えた対象が素晴らしいものなのであれば、一人で洗濯して得られたものよりも、ずっと価値のあるものになる可能性が高い。そんな契機を心から願う。

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