思考力

機能と価値の値段

今日で、3日連続ブログ投稿となるのか。心優しい友人の心配からブログ再起動の気持ちが湧き上がり、Twitterでは、フォローしている人が、ブロガーが多いといういうことから、自分も書こうというモチベにもなる。今、こうやって淹れたての深入りのコーヒーをすすりながら、マックのキーボードを弾いていると、事故前まで当たり前のように、毎日毎日書いていたブログの習慣が、沸々と蘇ってくる。これは良い傾向だ。ブログを書きながら、洗濯機を回し、ワンルームだというのに、物が無いから、部屋全体にコロコロとウェットモップを掛ければ、床がピカピカになる。コロコロの粘着面に、隠毛などがくっついていれば、掃除して良かったという達成感。何らかのフェチなのだろうか。

現在、絶賛ナマポ継続中の身ではあるが、その範囲の中で、生活に必需品だと思われる物は、躊躇なく遠慮なく爆買いしている。昨日は、電子レンジに冷蔵庫、水筒。外食断固禁止令を出さねばならぬほどの状態なので、自炊に徹さなければならない。元を正せば、ナマポと自転車事故の入院生活で、体重が10キロも減ってしまったから、ある程度の体力づくりも兼ねて、ウェイトアップを試みた。ただ、人間の食欲というのは、一度火がつけば止まらなくなるもので、食品添加物部門での依存度ナンバーワンにノミネートされていた「ピザ」を、1週間連続でデリバリーし、辞めようとしても辞めようとしても、それほど私の怠惰な意思の力などは関係なく、昨日は、ピザ一枚無料キャンペーンの誘惑に負けて、二枚のピザを、胃袋に流し込んでしまった。もはや、腹が減るよりも、中年の象徴ともいえる、醜い腹が肥えていくのである。

何やら日記のようなブログになってきてしまったが、ここまで読んでくれた希少な読者の方は、最後まで読んで頂きたいのだが、一昨日は、机を買った。オンライン授業用に購入した、業務用のホワイトボード、マガジンラック、昇降デスクを、ことごとく回収業者に回収してもらったので、今や簡素な机だけが部屋に残っている。その作業スペース面積の狭いデスクで、現在、ブログを作成しているのだが、あと10日ほどすれば、それなりの作業スペースの机が、我が部屋にやってくる。

電化製品にしろ、仕事作業効率化アイテムにしろ、値段では無く、物の価値で考えている。仮に、高価で豪華なグッチのバッグだとしても、それを登山に持っていっても役に立たないし、膝下まで編み上げのブーツで葬式に行くわけにはいかない。だから、高価な商品を買うときは、知識が豊富なスタッフと念入りに話し合い、自分の部屋のスペースをできる限りイメージし、やっと価格を考慮して購入する。幸い、年末だからなのだろうか、展示品が漠安の値段で売られていたり、メーカーのモデルチェンジなどで、旧型に型落ちが予想されるアイテムも、大安売りの状態だった。今回購入した机に関しては、机を移動させる際の下についているローラーが故障している「あり商品」として展示されていて、さらに、それが学習机ということで、一般のニーズが少ないから、ビジネスデスクでは考えられない値段で販売されていた。

学習机でMacのキーボードを弾いてはいけない決まりなどないし、そもそも机を部屋の中でギーギーと移動させる機会など、程々ない。そんなことをしたら、我が部屋のフローリングは、ガリガリになってしまう。賃貸アパートなのだから、キチンとキレイに部屋をキープしなければならない。物は、自分のニーズと使用する際の機能がマッチしているのかを考えて購入し、手元に届いたら、仮に使わない機能かもしれないけれど、積極的にそれを利用して、最大限にそのアイテムの機能を享受することが肝心なのだと考えられるようになった。

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