思考力

循環させてみる

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ある物事から1つのアイディアを引っ張り出すときに、私は3つの作業をする。

【最初の考えを捨てる・次のアイディアを磨く・思考回路を踊らせる】

この経路で発想を循環させると、なかなか面白い角度から対象を切り裂くことができることがある。

pastedGraphic_1.png普通のルートは避けて

まず、最初に思い浮かぶようなことは、一般人だって思い浮かぶようなノーマルな発想なのだから、あえて捨てて2番目以降のアイディアを採用して思考を進める。そして、テーマが決まったところで、そのアイディアを徹底的に精査・分析して磨きをかけていく。その過程で、アイディアが洗練されてきたのであれば、それを循環させていく。その過程をコロコロと続けていけば、製麺職人が旨いうどんを創り上げるように、パン職人がモチモチとした感触のパンを創り上げるように【斬新なアイディア】が完成していくことが多い。

時間をかけて何度も思考回路を回転させて、循環を繰り返すことで、何が重要なのかという「価値」が分かるようになる。分けることは分かることであるから、秩序だった考え方に近づけることにもなるのだ。

そして、その考えを客観的に見直し、磨きをかけ続けることで、本来の輝きを取り戻すことにつながる。そのような流れを踊らせていれば、思考回路が動き続けて新鮮な道を見出すことができ、心も動いていく。

 

pastedGraphic_2.png全ての発想には心が伴う

そのようなハッピーなループが完成すれば、自分なりのエッジの効いた歌舞伎要素たっぷりの発想力が身につく。その思考回路を踊らせる習慣を意識すると、毎日が新しい舞台探しのオモシロイ時間の流れになる。

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