思考力

最先端に従う

 

朝一番の儀式は、「リベラルアーツ大学」の動画を観ること。この動画は、ひたすら金融リテラシーを上げるのに役立つ。チャンネル作成者の両学長の著書『お金の大学』は、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れている。私は、発売数日後に購入したのだが、当日は書店で見つけることができず、売り切れなのか在庫が入っていないのか分からず、店員に在庫確認をしたところ、棚に横積みになっており背表紙が見えずに行方不明の状態だった。今では、金融ビジネス本コーナーでは、常に売上げ「TOP3」に入っており、平積みどころか目立つようにタテにして陳列されている。もちろん中身は、大変読みやすくて面白い。いつも動画で視聴していることを「図解」「テキスト」で読み直すのは、とても理解し易い。ただ、ここまで爆発的な売れ行きになるとは思っていなかった。

多くの人が、その内容を理解して行動し、経済的に困らない人生を構築するために、生活スタイルを見直している。もちろん、私の人生設計にも大きな影響を及ぼした。例えば、スマートフォンを格安SIMに乗り換えたり、光熱費などの固定費の見直し、保険の知識や節税など。そして、最も影響を受けたことを示すこととして、思いっきり人生の仕切り直しを図り、「引越し」までしてしまった。いずれも、自分としても好判断であり、さらに突き詰めていって、今後も自分の生活や金融リテラシーの改善に役出てていこうと思う。

 

また、YouTubeでは「インフルエンサー」と呼ばれる、文字通り「影響力のある人」が存在しており、互いが互いを「真似ぶ」状態なので、かなり情報が被っている。だから、その重なっている情報が、そのまま有益な知識であるので、それを媒体として判断を下したり行動を起こしたりすれば、大きく間違えることはない。もっと言えば、それに従った行動は、大きく変遷している現代社会情勢に働きかける「最前線」の反応となり得る。先述の書籍購入であっても、爆発的に売れる本を発売数日後に購入しているわけだから、自分のアクションの妥当性が十分であることが分かる。

現在、人生初の試みとして「つみたてNISA」をしているが、やはりこれも多くのビジネス系インフルエンサーが推奨していることであり、自分自身もその有益性を深く理解し、十分に納得した上で実践している。これに関しては、実際にダイレクトにお金を動かすことになるので、面倒な手続きをする中で嫌気が刺さないようにするため、楽天銀行と楽天証券を紐付け、口座に入金して放置しておけば「完了」の状態だ。とくに、積立投資の場合、時間を味方にして「複利効果」を利用し、お金に働いてもらうわけだから、早く動けば、それだけ投資元本が増え、有利な状態を作り出すことができる。正しい知識を得たら、先手先手を打ち、積極的に前へ出ていくことが重要であり、これから一気に情報の流れが加速する中、ブルーオーシャンを勝ち獲るためには「先手必勝」なのだ。

『お金の大学』が、爆発的に得れているということは、やはり多くの日本人が「金融知識」を求めているということであり、特に「老後2000万問題」に飲み込まれないよう、正しい行動をするために賢く動こうとする人は、みんな必死なのだろう。では、入手した情報をアウトプットできている人が多いかといえば、はなはだ疑問が残る。ありがたい知識を得たところで、それを実践できているかといえば、それは難しいことであり、結局は同じ状況に陥っている人も多いはず。私自身、格安SIMに乗り換える時も、楽天内で連携させる時でも、作業に取り掛かるには非常に労力がかかり、そのとき会社員であったら、まず実行することはなかった。

得た知識を基に、完璧に実行できる人がいたら、それは忍耐力があるというより、感情がないロボットのような存在なのかもしれない。多くの人は、有益だと分かっていつつ、やはり二の足を踏む。今後の世界の動きであれ、経済の動きであれ、身体の機能改善や健康被害、脳の仕組みや1日一食が今後のスタンダードになることであれ、たとえ正しく仕組み理解していたとしても、現状に甘えてしまう。それは、その人の根性がたるんでいるというわけではなく、人間の意思というのは、楽に初志貫徹できるほどの強さを持ってはいない。私自身、職業となったとはいえ、それまでの過程の中で、英単語の丸暗記や、難解な英文法を理解すること、リスニングの継続などは難しかった。

今、改めて本棚を見れば、やり残した英語の教材もあれば、自己啓発本、作らなければ前へ進まないSNSの仕組み構築方法や、有料コンテンツ販売「note」のマニュアル本など。ページをめくるだけで、そのまま本棚に置いてある本もある。影響をモロに受けていると言われればそれまでだが、ビジネス系YouTuberは、合わない本に関しては、とっとと見切りをつけて手放してしまうそうだ。今日は、本の断捨離日としようか。時間は刻一刻と流れ、これからの一年は、今までの10年の速度で加速するとも言われている。やはり、無駄な時間を作らないことは重要だ。

人間が、ある習慣を身につけるには「21日〜66日間」という具体的な数字も出ている。このようなデータを知るとモチベーションも上がるようで、今ではBlogであれ、Twitterであれ、YouTubeであれ問題なく継続できているし、やらないと落ち着かない。何気に、もう眠くて仕方がない夜に、あと一踏ん張りのキッカケが、習慣化した「デンタルフロス」であったりもする。いい習慣は、いい流れを作ることは間違いない。とにかく、実践すること。そして、スモールステップが大きな成果を出すと信じ、急に結果が出ることはないという思いで「サイレントピリオド」を乗り超えていこう。

昨晩は、中田敦彦氏と本の要約動画が、全く同じ本を紹介していた。『時間術大全』スマホによって脳を毒されないように、スマホの中のアプリをゴッソリ削除した。今日は、快晴。ゴミ出しもしてきたし、早速「ブックオフ」に行ってこよう。

 

 

 

 

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