思考力

垂れ幕のボクサー

久しぶりに、深い睡眠をとることができた。一泊二日の東京の旅で、疲れも溜まっていたのだろうし、カプセルホテルというシステムに、まだ体が順応していないことは確かだ。もし、カプセルホテルに慣れっこになってしまうのであれば、何やら、自分の中で大切にしていたものを失ってしまうような気もする。もちろん、利用客全てに当てはまることではないし、自分の設定したタスクを完遂するための起点として、カプセルホテルを利用している人も多いのだから、あまり、差別的なことは書かないことにしよう。

今年、初めてクーラーをつけ、そのまま寝込んでしまった。とにかく東京の大学病院から、いつもの病院へ移動する疲弊から、とんでもなく疲れ、眠かった。エアコンは、そのままついたままで、お昼と寒気がする。やってしまった、と心の奥底で悔しがる。こんな草木も眠る丑満時にパソコンを打つ羽目になるとは、ついていない。頓服を1錠飲めば、また眠りにつけるのだが、何せ目覚めのコーヒーと、ブログ記事作成は、自分の中で一番やりたいことなので、まさにカンフル剤のようなコーヒーを口から流し込み、少しウトウトしつつも、カタカタとチズムテンポよくキーボードを弾いている。

電気代高騰が続くのであれば、今年の夏は、国民から不平不満の嵐になることだろう。そもそも、昨日の段階でエアコンをつけ、そのまま眠り込んでしまう状態なのだから、相当な電気代になるに違いない。先月は、既にエアコンを使わなくてもいい時期だったので、電気代は少なくて済んだのだが、やはり光熱費などの変動費には敏感になってしまう。こうなるのであれば、固定費を安く落ち着かせるしかない。スマホのプラン、有料課金アプリ、そして家賃。家賃に関しては、残るは契約書に判を押すだけだと思いきや、管理会社の目が光っており、審査が通らない。ここ外房から安易に脱出できるとは限らなかったのだ。

果たしてどうなってしまうのだろうか。一年前の自分も同じ事を考えていた。それならば、今回も問題解決の糸口を見つけられるはず。いや、見つけなければならない。いや、見つけられなければおかしい。自信というのは、ある程度、誇張して行っていた方が良い。そうしなければ、自分を包み込む膜が、攻撃を防ぐバリアだけになってしまう。バリアの中でも、パンチの練習をする。そうやって、自分を奮い立たせることこそ、自分を鍛え上げる契機なのだと思う。

-思考力