思考力

幻覚的な碧海

「魔女の一撃」を喰らった私(別ブログ参照)にとって、明日のイベントは重要だったのだが、もしかすると参加できなくなりそうだ。「粗大ゴミの日」である。断捨離を行い、この記念すべき日に向かって、倉庫と化した部屋に大物たちを寝かせて置いたのだが、こんな奴等を抱きしめてゴミ収集場所に行ったのであれば、その場で動けなくなり、私が粗大ゴミとして収集されるか、救急車で搬送されるかの二択になってしまいそうだ。コロナ禍で、ただでさえ忙しい病院のメーワクな荷物になることも避けたいし、かと言って今まで寝かせて置いた奴等の家賃を1ヶ月支払うのもシャクに触る。横になるとかえって痛みが増すようで、無理な体勢で寝ていたことも、魔女を怒らせた大きな要因と言えのか。今朝は、昨日より痛みが増し、昼寝を試みても、痛くて寝返りどころではない。しかも、一度横たわると、痛みを感じなくなる身体の角度を探すのが大変で、何度も何度も「オットセイ」のようにしか体を動かせなかった。昨日は、しゃぶしゃぶ屋に行けるだけの身体にはなっていたのだが、今日はムリ。再び、ヘソを曲げて「パーティー用のサイズ」のピザを食べた。店舗まで取りに行くと半額なので、なんとか我意を張り通して車のキーを握り締めたのであった。

トドが外出したところで何の役にも立たないので、とりあえずユリコちゃんの要請に従って「ステイホーム」の選択肢しかない。でも、このようなチャンスを待っていたと言えば待っていて、なかなか不完全な状態だったサイトを整えたり、YouTubeの音声動画とBlogの足並みを整えたいとも思っていた。いつでも外出できるとなると、サイトの細かなところを修正するのが億劫になるもので、有名YouTuberが、編集作業を全て外注して、自分は喋るだけという仕組みにしている気持ちがよく分かる。私だけに限ったことではないと思うが、誰でもできるような作業をやり始めると、かなりやる気が萎える。なるべく負担を避けて仕事を進めるのが、仕事ができるパーソンだ。

 

ブログのトップに貼り付ける画像のことを「アイキャッチ画像」というのだが、最近の著作権に関する問題は厳しくなっており、GoogleやYahooで検索して見つけた画像をコピペすると、ペナルティーが課せられることが多い。私も、一度YouTubeからイエローカードが出ており、今も保護観察中なので、知らぬ間にレッドカードが出て“BAN”されたら全てが終わる。やっと動き始めた歯車を自分で破壊することもなかろう。そのような中、フリー素材の画像のニーズも高まっており、無料の画像をダウンロードしてブログにアップできる。そこからさらに気に入った画像を求めたいなら、有料会員になるような道になっているのだが、無料素材でも全く問題なく、むしろ適当に自分で拾ってきた画像よりも、テーマごとに分類された画像を選別できるのだから、非常にありがたいことだ。

私は、昔から絵を描くことが好きで、中2の反抗期に先生の言うことを聞かず、授業中にうるさくしていたという理由で、美術も含めて通知表がボロボロだった時を除いて、美術の成績は良く、絵を書くことに苦痛を感じるどころか、時間を忘れて没頭する。自分のサイトでは「美と透明感」を意識して作成しており、そうなると一番表現しやすいのは「女性の曲線美」というゴールに辿り着く。初めて女体に触ったときの驚き。ゴツゴツしていない滑らかな曲線。守りたくなる雰囲気が漂う。性的な感情ではなく「美」という観点から、やはり女性の身体の描く曲線というのは芸術にふさわしい。彫像画や彫刻で、女性の裸体や曲線が強調されていることも、やはり人間が抱く本能的な美意識を刺激しているからだと思う。

そして、色彩は「サイケデリック」を意識。自分の中でイメージしているのに相応しい単語なので、改めて辞書をひくと「サイケデリック【psychedelic】幻覚的。幻覚剤によって生ずる幻覚状態に似たさま。この状態を想起させる極彩色の絵・デザインや音楽などについてもいう」(広辞苑 第6版)という説明があった。幻覚というのは、本来目に見えていないはずの光のようなものが、視えたり聴こえたりするわけで、これは感性が豊かでなければ「表現できない美」を内蔵している。だから、ブログ記事の中の画像も、できるだけ透明感のある色彩で、尚且つサイケデリックな雰囲気を醸し出す女性を好んで採用する。サイト全体も、できるだけそのような幻想的な印象ではなく、幻覚を観ているかのような錯覚を起こさせるように構成している。自己満足とはいえ、やるなら徹底的にこだわらなければ気が済まないのだ。

先日、Googleアドセンスに通過し、今日の時点で「4桁」の収益を達成した。たった1,000円程度であっても、後に続かない労働をして得るよりも、今後に確実につながっている今回の収入に、喜びは一入だ。これからも心をゆるめることなく継続と時間を味方にしていこう。そして、魔女の攻撃の傷が癒えるまでは、Blogのサイト構築も、YouTubeのプラットホームも整えて、SEO対策をしっかりする。さらに、自分の文章や教材をコンテンツ販売したり、音声配信したりと、やることは多くあり、また、それだけのチャンスが今の時代には「ブルーオーシャン」として広がっているのだ。

馬鹿正直に大きな組織にしがみ付いて心身をズタボロにされる必要はない。そして、しがみ付いている者共が、いくら新しいワークスタイルを揶揄してきたところで、喜んで新しき風采を採り入れていく。そうすることで、自分の中に眠っている深い潜在能力を強く発信することができるのだ。どんなことであっても、少数派の無鉄砲な考え方と生き方は、否定される。だが、人間が批判や否定に走って自分を守ろうとする時には、必ず自分より下の存在の者を作り上げ、自分の心を安定させたいときだ。「いじめ」がその典型例である。自分が変化して新たな道を切り開く努力を恐れているのならば、せめてこちらの足を引っ張らないでもらいたいところだ。いや、大いに引っ張っていただいた方が、のし上がったときの武勇伝のネタが増えていいのかもしれない。

 

 

 

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