思考力

寒さの前の認知

いやはや、寒い。おそらく飲んでいる薬の副作用でもあるのだが、一般の人よりも寒さを強く感じる。だから当然のこと布団から離れられなくなる。今朝も、かなり冷え込んでいて、エアコンの真下であったとしても、一念発起できないまま、再度のこと布団に潜り込むほどの冷え。何やら、今週末から来週末にかけては、とんでもない大寒波が、日本列島を覆うようで、これは観測史上記録的な大寒波になるとのこと。今をも凌ぐ完璧なヤドカリスタイルで生活をしなければならない。まだ残眠感はあれど、このブログを書くことは、起床時に必ずついてくるオマケなので、しっかりとした覚醒を促すためにも、記事を書いていこう。たった今、コーヒーを淹れおわったところだ。

明日は、5回目のコロナワクチン摂取の予約が入っている。ブルブルと凍えながら、効いているのか効いていないのだか分からぬ摂取を受け、多かれ少なかれ副反応が出るワクチンを打ちにいくことになる。今の所持金は、2000円程度。ストックの食べ物は、ほとんど無い。そうなってくると、必然的に物乞いをしなければならないことになるが、こんなに寒い中、私にモノを与えてくれる人は見つからないだろう。最後に勤めた塾の室長は、ここ数年は、ずっとモヤシしか喰っておらず、慣れれば問題ないと言っていた。それもどうかとも思うが、試験的にやってみようかとも思っている。

それならば働けば良いという話にもなるが、実際問題、外房には塾の講師の仕事は少ないもので、いっそのこと身体ごと千葉市内の方へ引っ越してしまおうとも思っている。ゴールド免許の住所の欄は、三回の引越しで埋まってしまった。次の引越しでは、どのような記載方法になるのかも気になるところだ。やはり、自分から進んで行動するということを容認しなければ、物事というのは変化することはない。それならば思い切って住処を変えることを肯定しようと思う。転籍苔むさずという格言も、アメリカではプラスの意味で用いられるようにもなったところでもある。

付かず離れずという言葉。相手の領域に入ることなく、関係性を断つこともない関係。これは、実際には難しいことは事実で、私は独りが一番良いと思っている。最近では、「レジ袋は入りません」くらいしか人間と話をしないが、それはそれで問題ない。ただ、新しい人と出会ったときの門戸は、しっかりと笑顔で対応しようとは思った。それは、千葉に来て一番感じたことでもある。千葉で一番最初に勤めた塾では、東京の塾と同じように、鉄仮面を被ったようなポーカーフェイスでいたが、それは今考えると、自分の中の自分を変化させられない大きな要因でもあったのだ。自分の中に自分を閉じ込めた状態では、何も見えてこない。それならば、心の門戸を広げておいたところへ出会う人と、明るく接するというのは、実に大切なことであると感じられるようになったのだ。

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