思考力

ありがとうございます

やっと動き出した動画編集。いやはや、私のiPhone Xには重労働を強いてしまった。何とか持ち堪えてくれたことに感謝しつつ、今までの無礼を許していただき、今後ともよろしくお願い致したい。そして、MacBook君も、私のiPhoneの苦しみを分かち合い、見事に仕事をやってくれた。こちらも感謝。ただ、オーナーが、まだまだパソコンでの編集に精通しておらず、今まで編集アプリに頼り切って、お目当てのファイナルカット のプロソフトを倉庫にしまっておいた為、完成してアップロードされた動画は、中盤に無音状態がたっぷり挿入された状態。多くの視聴者の方の不安を招いて、ここで離脱されること請け合い。概要欄に注意事項として明記しておこう。許してくださる方には、今回のブログのタイトルの「ありがとうございます」を心からお贈りしたい。

何かを購入するとき、人間であれAIコンピュータであれ、決まり切ったセリフで遣われる「ありがとうございました」という言葉。某コンビニでは、自動ドアが開けば、勝手にこの言葉が流れてくる。脳裏には「あの音」と「ありがとうございました」がセットになっているので、完全に言葉の価値を失っている。ただ、この言葉を少し違う場面で遣うと、不思議かつ面白い流れをつくる。コンビニの安っぽい曲と入り混じる音の流れとは正反対の展開だ。

普段から顔を合わせている人が、いつ会っても「ありがとうございます」と満面の笑顔で挨拶をしてくれたら、自分が何か感謝することをしたのかと嬉しい気持ちになる。「こんにちは」「さようなら」を、「ありがとうございます」に置き換えるだけで全く違う空気の流れができる。どんな争いや小競り合いがあったとしても、最後に満面の笑みでこの言葉を言えれば、その後の関係は円満な状態をキープできる。これは間違いない。ただ、これはとてもとても難しいことでもある。その難しいことを自然にできる人こそが、器の広い人間と言えよう。

最近、商談などの機会が増えて言葉巧みに近寄ってくる輩が増えてきた。自分は、奴等がどの角度から忍び寄ってくるかを懐疑的に視るようになった。ビジネスを進める際には、絶対に懐疑的にならないといつの間にか養分として財産を搾取される。ビジネスの現場では、常に懐疑的に物事を判断しなければ、パンツ1枚で身包みを剥がしてくださいと言っているのと同じ。正しい知識でフル装備して、しっかりと身構えなければならない。pastedGraphic_1.png様々な角度からの危険に対して身構える

このブログを書いている最中でさえ、とんでもないミスを連発されて怒りで震える手でキーボードを叩いている。たとえ、親身にやってくれている人であってもミスを繰り返したのであれば、きちんと注意しなければ馴れ合いの関係になってしまうこともある。

ただ、厳しく注意した後には、感謝の言葉を伝える。言い方を変えるとややこしくなるので台詞は1つでいい。「ありがとうございました」。この声のトーンやボリューム、間の開け方を工夫するだけで、注意した後であってもピースフルな状態で解散することができ、ハッピーな状態で相手と再開できる。そして、挨拶は「こんにちは」でもなければ「先日は」でもない。「ありがとうございます」。現在形にして全てをリセットする。とても便利な交流の潤滑剤であり、日本語の奥ゆかしさを最高に堪能できる。自分自身が、とても成長している実感が味わえる素晴らしい言葉遣い手となって成長できるのだ。pastedGraphic_2.png

昇華する自分を作り出していきましょう。

思考力養成予備校では、偏差値教育を超えた教養のある人間形成を目標としています。

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