思考力

社長の履歴書

この6月上旬になって、ネルシャツの上にダウンジャケットを着て、ヒドイ日には暖房までかけていなければ眠れないという怪奇現象に陥っていた。とにかく寒い。昨日は、ちょうど東京の病院へ行く日だったので、その症状を主治医に伝え、漢方薬を処方してもらった。すると、あっけなく寒気がおさまった。さすが、わざわざ東京まで行く甲斐のある医師。睡眠中の全身の癒しを促してくれるような効き目に感謝している。ただ、睡眠時間は相変わらず短く、現在、深夜1時。この中途覚醒ばかりはまだ治らない。漢方薬は、ジリジリ効いてくるものだからか、まだ諦めるには早いと言えよう。寒気に関して、ここまで良い効き目を発揮してくれたのだから、十分上出来であろう。

肉体の変化といえば、老化・肥満・薄毛。これらは、私の生きる上で、かなりめんどくさい足枷となっている3つの症状である。すぐに老いを食い止められるのも、なかなか難しいものがあり、ある程度、現状に甘んじなければならない面もある。しかしながら、やがて、時代の流れと共に、この老いるという現象に関しても、医療革命などの奇跡が起こるような驚愕の化学薬品が登場することだろう。盲腸や水虫が治る時代。というより、治らなかった時代があったことを考えれば、私が今不安に思っている睡眠時の症状など、私が生きているうちに解消され得ることになるはずだ。

ただ、現在の状態のように、ここまで睡眠時間やリズムが波を打ってしまうと、一流のビジネスパーソンが採り入れている「朝活」のようなことができない。なぜなら、早朝が近づくにつれて、私には「第2波の眠気」が一気に襲ってきて、そのまま椅で寝込んで目が覚めれば、椅子の上でグースカ眠りながら、同じようにスリープモードになっている愛機MacBook Proと共に起床することに気づく。正直なところ、目が覚めると、ブログを書いた記憶も無くなっていて、どの記事とはいえぬが、読み返してみる内容も、支離滅裂な文章になっていることもある。この記事であれ、同じく目が覚めれば、書いたことそのものを忘れ、目が覚めたら不可思議な内容のブログになっているかも知れない。

こんなに自由にブログを書きつづれるような自由気ままで、集団組織に属する能力がない者が、人生を豊かにする為には、集団組織で働口という、言うなれば合わないジグソーパズルのような生き方では、息苦しい。もはや、この歳で履歴書にボコボコ穴が空いていては、採用してもらう会社から、根気がない人間だという烙印を押されても無理はない。ただ、今は、時代が違うというのが私の強みだ。集団での生き方が問われる時代が終焉を迎え、個としての生き方が問われる時代となりつつあるのだから。日本は、そのような働き方や生き方に消極的すぎて、先進国に大きく遅れをとっている。しかし、そのような生き方が主流になる時代が、もうすぐそこまで到来している。それならば、履歴書に穴が空いていても全く問題のない、今の一人社長というライフスタイルで生きていこう。やはり、思考力養成予備校を設立したことは間違っていなかったのだ。

-思考力