思考力

呪われし感情

現在、依存性問題に苦しむ私にとって、何よりも大切なことは、暇な時間を作らないということである。それゆえ、今日は、ファミリーレストランのアルバイトの面接に行くこととなった。もはや、借金の額から考えると、時給1,000円という金額は、焼け石に水と言えるだろうが、何もしないよりは収入を増やした方が得であるし、何よりも暇な時間の埋め合わせをすることで、依存の蟻地獄へと、何度も何度も落っこちてしまう自分を救い出したいのだ。

もはや、誰かが知らず知らずのうちに、私を地獄へと突き落とそうに呪っているのではないかと思うほど、現在の恐ろしい依存の現状と真実。それをモロに受け、世間から見たら、明らかに特異な方向へと突き進んでいる自分。自分の考えや行動の一挙手一投足が、すべて否定されているような感覚。誰でも簡単に抜けられると思っていた嗜癖から抜けられない。自助グループに行けど、毎回毎回、スリップの報告をするという情けない自分に嫌気がさし、足が遠のいていった。

どんな人の行動でも、怒りの感情を伴って大きく成長することがある。「見返してやる」という感情は、一時的な表現に過ぎず、なかなか好きになれない表現であるのだが、たとえ目に見えない相手であれ、自分の中にあるプライドを、深く傷つけられた時の感情というのは、やはり原動力として自分の心のエンジンを前に向かわせる燃料としなければならない。

習慣化された生活に、見事に割込みをしてくれた依存症。私は、このような嗜癖に動揺しなければならないほど情けない自分だったのか。ゴールデンウィーク真っ只中の朝に考える、依存症克服に向けて揺れ動く最中に綴るブログであった。

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