思考力

負の牙城の崩壊

自分の収入の低さが異常だったので、いわゆる誰でもできそうな飲食の仕事をしようかと本気で思った。かなり真剣に考えていたのだが、どうやらそれは、取り越し苦労だったようだ。仮に、飲食で4〜5時間働いたとしても、今では私のブログからの収入の方が多い状態。ただ、ここでさらに収入を得るために、その飲食業へ働きに行くのは、なかなか無謀なことだ。ストック型ビジネスがここまで良い調子なのであれば、フロー型の収入は、どんどんなくしていくべきなのだ。

大きなストレスのかかること。例えば、レジ打ちや客対応など、コレをうまい具合に卒なくこなすことは、私にとっては非常に難しいことだ。ただ、文章を書いたり、英語の授業をするということに関しての苦痛はない。脳が目覚めるという意味においては、自分の不得手とするものから遠ざかり、自分の得意分野で、自分の生活サイクルを組み立てていくことが正解なのかもしれない。Jリーガーに、微分積分を教えたところで、彼らの生活には何ら関係はないし、教えている側ののストレスも高くなる。やはり、適材適所という考え方は、とても重要だ。

昨日は、同じ悩みを持つ自助グループに行って、多くの仲間と知り合うことができたことは、すでにブログで書いた。やはり、同じような傷を持つ仲間が口を揃えていうことは、嗜癖によって失ったお金よりも「時間」の損失を悔やんでいた。ただ、この時間的損失を気付き、真剣かつ前向きに悔やむことが、自分を依存克服の第一歩の光へと向かわせるのだと思っている。いや、実際にそうだ。だから、自助グループの皆さんは、真剣に自分の過去を話し、自分を客観的に分析していた。

私も、自分の収入がストック型収入に拍車がかかっているのであるから、そちらの方を固めていき、自分の時間的損失を回収し、それを上回るような生き方をしたいと思っている。特に数字に強いわけではないが、文章を書くことで利益を得る。これは、私が最も憧れていたスタイルだ。そして、余剰資金は、インデックス投資に入れ、あとは放置して寝かせて置く。今までの怠惰な生活から一変しつつ、自分の理想の生き方ができるようになってきたようだ。とはいえ、まだまだ二日しか経っていない。

昨日は税務署に行き、カラオケ店で歌った。今日は釣りに行こう。明日は何をしようか。考えるだけでもワクワクする。一年と少し続けた寝起きのブログ習慣で、自分は救われた。書き続けて得られ、戻ってきたブーメランのスピードとパワーには焦るばかりである。ブラック企業に勤めていた頃。自分の講師としてのプライドをズタズタにされていた頃。もはや懐かしい思い出として割り切ってしまおう。そうしなければ、もっともっと得られるはずの恩恵そのものを受ける受け皿が小さくなってしまうのだから。

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