久しぶりに、人間と話をした。別に私が宇宙人だったわけではない。ただ、同じ苦しみを持つ同志たちとの繋がりがほしかった。昨日は、そんな人たちと、同じ時間をシェアし、時に笑い、時に苦しみをシェアする。こんなにも素晴らしい時間、これほど充実した時間の過ごし方など、果たして何年ぶりだろうか。あまりにも久しぶりすぎて思い出せない。同じ悩みを持つ自助グループでの出来事であった。
初速のギアを入れるのは、酷く面倒で、酷く疲弊する。ただ、そこから一気にスピードが出るということも、自分の中での体験で分かっている。このような状態を、頭では分かっていながら行動に移せないのは、「沸きらない状態」とでもいうのだろうか。まさに、水風呂に浸かることが目的でありながら、最初の足だけを浸かるという行動ができない心理状態に苦しんでいる。
ただ、昨日、少しだけ希望が見えた。同じ悩みを持つ仲間とともに語り合うことは、一種のサウナに入るような行為であり、サウナから露天風呂、露天風呂から水風呂、またサウナというサイクルを繰り返すことで、一種の「ととのう」状態ができる。こんなにも気持ちの良い行為も、なかなかない。だから、毎週行われている、その自助グループの会合には、足繁く通いたいと思った。
自分は、この先一生変わらないという思い込みは、一層のこと自分を暗くさせてしまう。逆に、自分から前に出て、積極的に自分を変革していこうという気持ちとともにある行動であれば、そこから得られる収穫は大きい。昨日の自助グループで、私の発言で最も好評だったことは、まさに今書いているブログを、毎日更新し、広告収益が発生しているということだった。自分の文章で、自分の生活が潤う。これほど感謝すべきこともない。これからも、ずっと自分の気持ちをしっかりと客観的に見て、言葉に託していきたいと思うのであった。