思考力

火薬の中に潜むヘビ

とりあえず、明日の手書きの原稿だけ仕上げておこうと思ったのだが、やはり書き始めると止まらなくなるみたいだ。昨日は原稿を作るや否や眠り込んでしまったので、朝の爽やかな時間に原稿を清書するような、「いつもと違う雰囲気」の中、なかなか良い記事が書けたと自負していた。ただ、今日も波乗りに行ったところで、昨日のような強烈な眠気がくる訳でもなく、手書きでアウトラインを作っていたら、Macのキーボードを叩きたくて仕方なくなってしまった。結局この記事も、最近の傾向になりつつある「フライングブログ」ということになった。

やはり、私のYouTubeのオススメ動画には、最近の私の関心がモロに出ていて、サーフィンの上達法の動画が上位に食い込んでいる。昨日も書いたのだが、いや、正確には今朝になるが、熱しやすくて冷めやすい「我が性格」を見事に“AI”に悟られているようだ。別に知られて困るものでもないし、私のブログのネタをどんどん生み出してくれるわけだから、もっともっと私のことを知っていただきたい。気分は、付き合い始めた恋人同士というところか。海外のサーフィンの2020年のハイライトの動画が表示されているということは、今からカラダを鍛え直して「コンペティター」になりたいと心の底で思っているのかもしれない。

とりあえず、今の自分の心の中では、楽しくサーフィンをしたいという気持ちよりも、もっともっと上手くなりたいという若い人の気持ちに近いチャレンジ精神が溢れている。プロは何をやって、あそこまで多くの波をキャッチできるのか。30代の頃に、当たり前にできていたことが、今では全くできなくなっているのは何故なのか。その解決策と打開策ばかりを考えている。若いと言われる人がやっている「老けない習慣」というものがあるようだが、私は意図的にではなく、無意識のうちに、そのような老け込まない生活を取り戻したのだと思う。

有名人が歌っていた昔のヒット曲が、今の若い世代のカバーソングとなる。私が若い頃でも、年上の歌というのはカバーされていた。つまり、順を追っていけば、現在流行中の歌であっても、20年くらいすれば、まだ生まれていない誰かがカバーするわけだ。私が、現在、オンラインで担当している学生は、韓国のアイドルグループが好きということだったのだが、私ほどの年齢になると、どの顔も同じように見えてしまう。これが、加齢と言われるのならば仕方ないが、どう考えても顔が整いすぎている。写真の加工技術が発達しているのか、私の加齢が進んでいるのか。

This is a rendered image of the 3D-CG.

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とりあえず、今の私の最高の曲は、朝の”JAZZ”と”BossaNova”だ。このような音楽のジャンルは、私が生きている間に過去の物に廃れていくことはあり得ないので、それこそ「大人の嗜み」として大事にしていきたいと思っている。平日であれ週末であれ、私にとっては関係ない。曜日感覚がないのだから、私の意識は、一日1記事のブログを書くことをスタートとしなければならない。ここをねじ曲げてしまうのであれば、私はただの「中年ニート」にしかならない。

とりあえず、今のうちにブログを量産し、いつの日か、私のブログが日の目を見るときに、大量の数になっている火薬が爆発するかの如く、「読んでも読んでも読み切れないけど、もっと読みたい」と思っていただけるような記事を、もっと多く書かなければと思っている。もちろん、自費出版などをしようものなら、我先に悪徳出版社が尻尾を振ってきて「ベストセラー間違いなし」の太鼓判と嘘の契約書にサインをさせられてしまう。おぁ、苦い思い出を反芻するかの如く回想してしまった。

2030年までに世界は劇的に変わると言われていて、そのような著書もたくさんあり、多くのYouTuberも口を揃えて同じようなことを言っている。これは、ただの「煽り」だとは思わない。仮に、そうであったとしても、それこそ何がキッカケで、火薬に火がつくかわからぬ時代であり、その火種に火傷することなく波に乗るためには、時代の変遷のスピードに対して常に敏感でいることを意識しておかなければならないと肝に命じている。

こう考えると、2040年などというのは、まさしく今の曲がカバーされる時代であり、そんなカバーされる歌手も「中年」を迎えるという計算だ。つまり、どんなに顔が整っていても、やはり加齢には敵わない。いや、その頃には、人類の兼ねてからの願いである「不老不死」も夢ではないのかもしれない。そのためには、今の世代は、悪いことは言わないから借金するような派手な生活に憧れてはいけない。慎ましやかな生活の中に喜びを感じられるようにして、自分の貯蓄を絶やさぬよう、今のうちから「投資」の勉強をするべきだ。それが嫌であっても、とりあえず「非課税枠投資」用の口座を開いておく努力は不可欠だと思う。ここまでお節介を言うと、ただの「老害」。「やりたい奴はやっておけ」と突き放した方が良さそうだ。

仮に、このまま寿命が延び続け、やがて「健康寿命」も先送りになったら、自らの資産と健康のバランスというのは取れるのだろうか。身体は不老不死になったとしても、ベーシックインカムが導入されるかどうかの瀬戸際だったら、それこそ「半殺し」の世界しかない。生き残るためには、自分のお金に働いてもらったり、自分の分身として「コンピューター」に働いてもらうなど、代替え案を具体的に考えなければならない。もし、このブログの火薬が全て燃え弾けたら、私の勝ち組としての栄誉は称えられ、南の島でサーフィン三昧となる。それまでは、コツコツとブログを書き、積み立て投資をし、半永久的にお金を回せる仕組みを構築していこうと思っている。

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