思考力

逃げ場は戦車の中

昨日届いたスケボー。乗ってみるや否や、今までのモノとは違う。極端な言い方をさせてもらえば、今までとは正反対の状態で加速するボード。現在の主流の前足荷重で進んでいくスケボーとは似て非なるもので、後ろ足に加重させないと体重が一気に前にきてしまい、そのまま板から落っこちてしまうのだ。これは、天動説と地動説の関係と同じであり、まさしく当予備校の紹介動画の趣旨にも一致している。

常識を疑う。今のスタンダードに疑問を持つ。これは、物事を多角的に見ることへの契機に繋がる。アマノジャクになれというわけではない。例えば、私が受験生の頃の早稲田大学の小論文の課題で実際に出題された問題に、世界地図でひっくり返った地図で日本が端に追いやられた地図を見て何を感じるかを自由に論じるという出題があった。まさに、普段から見慣れているものを疑うことを求められていたわけだ。

今日は、自助グループのミーティング。まだまだ依存を克服したなどとは言えぬ状況。これを、常識を疑うような視点で発言してみようか。「今までの思い込みは、全て逆です」。そうなっていけば、私の中で開眼する何かが生まれるのかもしれないし、皆が求めている何かのキッカケになるかもしれぬ。

今週、釣りに行った回数は、4回だったと思う。もはやカウントもできない。なぜなら、釣りに行った後に、依存の克服虚しく、依存行為をしてしまうからだ。では、この本当に厄介な悪癖を黙らせる為には、一体何が必要なのだろうか。上記を逸したジャンキーが、何をキッカケに立ち直ることができるのだろうか。依存症になってしまった人たちにとって、その人たちの脳には傷が深く刻まれている。もはや、克服したとしても、再度一回やって仕舞えば元の木網。それならば、発送を半回転させれば、なんらかの手掛かりが見つかるのではないだろうか。通り一辺倒な考え方ではダメだ。

毎日スリップしている。では、毎日スリップしない為にはどうしたらいいのだろうか。釣りに行っている。その時間だけは、物理的距離の関係で、依存行為をしなくて済む。管理釣り場なので制限時間があり、入場する時間も決められている。では、車中泊などどうだろうか。今の車では、ただ仮眠を取る程度しかできないが、ワンボックスの車ならば、車中泊を延び延びとできる。依存で消費する金額は普通ではない多額のお金を費やすことになる。だったら、中古のワンボックスを購入するのもありではなかろうか。

少し手掛かりが見えてきた。この話を煮詰めて、今日のミーティングに参加しよう。そして参加前に、釣りにでも行って来ようかとも思っている。

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