強い眠気があった。とにかく強かった。起きて、しっかりと覚醒したはずなのだが、ある時一気に睡魔に襲われて、そのまま眠り込んでしまった。スタンドライトの配達があったのが、とても鬱陶しくて、それを開封するなり三度寝。そのまま起きてから、外出するのももったいないと感じるくらいの眠気を大切にして、デリバリーピザを腹に流し込んでから、4時間以上眠った。まさに、眠りを搾り取るような一日だった。ただ、このような長くて深い眠りを待ちわびていたのも事実だし、このまま睡眠負債が解消されたら、どんなに楽になれるだろうか。
断捨離された部屋に、お気に入りの家具がどんどん装飾されていく。なるべく部屋を広く見せたいから、ギュウギュウ詰めに家具を並べることなく、スペースを空けて、まるでテトリスのように適切な位置に配置していく。大掛かりな断捨離をしていたので、ワンルームの部屋であっても、空間が広くとられていて、そこに理想の快適家具を設置するというのは、なかなか楽しいものだ。通販で購入する物だから、サイズに関しては、正直「運試し」の要素が強いのだけれども、今のところ大きな間違いはない。一つ挙げるとすれば、思ったより大きな加湿器が届き、その置き場所に困りつつ、ミストの量も大量で、床がびしょびしょになってしまうことくらいか。それも、今まで使っていたスノコを下に敷いて大きな水たまりを回避している。
眠っていた時間が長く、それ以上でもそれ以下でもないわけだから、取り立てて何かのイベントを書き記すこともない。挙げるとすれば、フラッシュバックは相変わらず強くて、この再燃現象が、果たしていつまで続くのかということや、こんなことで人生の思い足枷を増やしたくないという気持ちが強いことくらいだろうか。とても「そのうち何とかなる」と言えるような問題でもない。人によっては、もう過ぎた事だからと言って嗜められるかもしれないし、そもそもの自分の器の小ささを批判されるかもしれない。だから、こうやってブログを綴る時に吐き出してしまうしかない。この時ばかりは、ブログを読んでくれている方や、動画を視聴してくれている方には、申し訳ないと思ってしまう。
今日は、海沿いを走りにいかなかった。もちろん、眠っていたわけだから車の運転などできないし、ドライバーを雇う余裕もない。こうやって疲労困憊の状態で運転をして、二回も大きな交通事故を起こしてしまったのだから、やはり睡眠障害での運転というのには、いくら注意しても足りないし、具合が悪い時には、決してハンドルを握らないとか、休憩や仮眠を取ると言った基本的なことをしなければならない。車には、ホットアイマスクを常備しているのだが、根がセッカチで、じっとしていることができずに、とにかく次の目的地でスケボーを蹴りたくて仕方なくなってしまう。だから、そんなアイテムの存在すら忘れていることも多く、日が暮れてから、「アイマスク仮眠」をしていないことを思い出すくらいだ。そんなことで溜まりに溜まった睡眠負債が、今日、噴出してしまったのだろうと思う。
暖冬だと言われている今年。確かに身震いをするような寒さがほとんどないまま、十二月を迎えようとしている。今、”フルFIRE”生活状態の自分が、今年一年を振り返ってみると、やはり一年前の”ナマポ”の状態から、一気に立場が逆転したことが分かる。億万長者が散財して、無一文になってしまうということは、よく聞くことだし、宝くじに当選して、同じように散財してしまうケースも多々ある。自分の場合、外房の片田舎で、ワンルームアパートで細々と暮らしている。確かに、部屋の中が豪勢になってきていることは否めないけれども、あの「ナマポ」のときの地獄を思い返せば、とても散財などという自◯行為はできない。それに、きちんと精神を整える薬を服用し、睡眠リズムを一定に保って、健康に留意すれば、幸せに生きられる。外車には憧れるけど、それだからといって天国行きの切符であるはずはない。スケボーを蹴っている中年オヤジが、実は金持ちだったなんていう状態を作り上げていきたいと思っている。