思考力

契機に向かう態勢

今日で7月も終わり、明日からは当然8月になる。本来ならもう東京へ移住が完了している状態だったのだが、急遽取りやめになってしまったので、忙しい引っ越しスケジュールは手帳の中だけで、今までと同じアパートで睡眠時間無制限で休んでいるばかりだ。仮に、東京に引っ越したとしても、こんな腰の状態なのであれば、当然のことながら荷物一つまとめることはできなかったので、やはりこのアパートに神様が宿っているのならば、必死に自分を留めてくださったのだと思いたい。

暑い。こんなに暑かったら、溶けてしまいそうだ。いや、溶ける前にカピカピに干からびてしまうだろう。イワシの天日干しのごとく。こんな高温の中、今日は湿布を買いにいかなければならず、明日は病院へ行って本格的な腰の検査をしなければならない。いったいいつまでこんな腰の痛みに悩まされなければならないのだろうか判らないが、とりあえずこの件に関しても、仮に仕事をしていたら全て欠勤しなければならなかったわけなので、仕事をしていない状態をゆっくりと休息の時間だと捉えられるように神様が与えたボーナスタイムだと考えよう。

歯茎の火傷も治療の甲斐あって、ほぼほぼ良くなった。積極的に治したいと思う症状に対して、自分も努力を怠らなければ、いい方向へ向かうということは、ほとんどの場合、間違ってはいない。もちろん避けられないトラブルや、根本的に悪性の何かを含んでいて、どんなに努力したところで改善される可能性がない場合だってある。ただ、そんな状況や状態に陥ったときであっても、わずかな可能性を信じたり、ときにはこじつけであったとしても喜びをもってそれを受け入れられるだけの能力を培っていくべきである。そうすることを繰り返すことで、必ず自分の中にまだ覚醒していない潜在能力が開花していくのではないだろうか。そして、それを信じる気持ちを持ち合わせている者こそが、その先のステージでも自分の可能性の限界を突破できるはずなのだ。

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