「おはよう」「おはようございます」。気持ちいい。実に気持ちがいい。玄関を開け、空気の入れ換えをしていると、いつも早朝から仕事場へ向かう若い大工の男の子と挨拶をした。冒頭の言葉のみのやりとりではあったのだが、人と会話をしていない生活が長い中、同じ建物の二階に住んでいる住居人と挨拶ができるなんて、とても気分が良く、さらにマスクをしていたとはいえ、彼の笑顔が伝わってきたことが何よりも嬉しかった。
これは、確実に玄関の風水を意識したことで訪れた運気が呼び込んだもので、玄関扉を開いていなければ、生じる可能性はゼロだった出来事。やはり、運気を上げてくれる要因となった玄関の運気に感謝しなければならない。「ありがとう」という言葉を常に口にしたり、心の中で唱えていると、とても気持ちが前向きになるというが、まさに今、そんな状態が自然に出来上がっている。ただ、向こうも急いでいたということもあり、サクッと挨拶だけになったが、あまり自分が苦しくなるような明るさを振りまくことや、自然体でいられないような自分を演じたり、不自然な交友関係を作ることも断捨離しようと思っているので、そのような軽い心持ちというのも、とても大事なことであると思っている。
そろそろ残暑といってもいい時期になったのであろうが、まだまだ日中はうだるような暑さではあるが、そんな中であっても、昨日は開運グッズや掃除用品を買いに行った。自転車移動だし、買えるものはリュックに入るだけに限定されるので、買うときはとても慎重になる。だが、その方がむしろ買い物依存を防げるということもあるので、私にとっては好都合とも言える。もうすぐ納車される車が来るとはいえ、あと数日間は自転車移動で、買えるものは、できるだけコンパクトにまとめられる範囲で買いたいと思っている。
今朝、早速招き入れられた、とてもささやかなやりとりだけで、こんなにも幸せな気持ちになれるとは思わなかった。これは、予定外の大ハッピーだ。そういえば、つい1週間前くらいは、とんでもないトラウマやPTSDに囚われていた。そんな事を、つらつらとブログに押し込んでいたことも事実だ。ただ、そんなことも完全にかき消すことはできずとも、やはり断捨離という取捨選択をその都度その都度求められる作業を繰り返していれば、当然のことながら、雑念のようなことや煩悩をかき消すことができるようになる。そんな相乗効果があることも、体と心の奥底から漲ってくる。断捨離やミニマリストを目指すことで、心の中もどんどん整理整頓されるというのは、絶対に間違いのないファクトであると確信する。