思考力

独り戦士身分の考え

とりあえず今朝は、朝の7時に目覚が覚めつつ、ゴミ出しをしてブログを書いている。目の覚め方や朝の気分も、ブログに熱を入れていた先月上旬の頃と、さほど変わらない。そう考えるとやはり、良い朝を迎えられたのかもしれない。朝カフェミュージックをBGMに、心を落ち着かせ、感傷的な気分ではなく、前向きに記事を書き上げたら、久しぶりに晴れやかな気持ちで、スケボーを蹴ってみようか。昨日は、「一人カラオケ」で3時間程度熱唱したので、独り遊びを満喫する喜びは、やはり独身の特権と言える。

ここまで気分の波のアップダウンがあると、やはり自分には「結婚」などという芸当は不可能であり、まして子供の安全を配慮しつつ、釣りやサーフィンなどの両立は不可能だと痛感する。私にとって、家族を率いて生活するということは、幸せであるべき家族に傷を負わせ、皆で生きながらえて生活することと同じようなものだ。サーフィン中にテトラポッドに吸い込まれて死にかけた無茶をしたような自分が、無責任にも家族全員の命を守ろうとすれば、自分のアクティブな行動が抑制されてしまい、なんとも強制的に拘束されて、鬼嫁に抑圧でもされかねない。

やはり、このような無茶を生きがいとする自分にとって、自分の才能を使いこなし、その能力を惜しみなく発揮して、自分のフィールドを拡大させるためには、他人の避難や批判などは徹底的に無視し、自分の人生の戦略を臨機応変に練り続けなければならない。防波堤の沖に魚がいないと分かったら、いっそのこと足元に仕掛けを落とし込んで、大物が釣れるかもしれないし、一度でも成功したメソッドがあるのであれば、誰にも遠慮することなく「1万回」でも同じことを繰り返すのも面白い。どんな結果が得られるかなど、自分一人の研究結果で分かるものだから、独りでいることのメリットしか、私には感じられない。

誰も思いつかないような「黄金の法則」を見つけ出すために必要な条件があるとするならば、基本的には、誰もいないところで、自分の能力を磨き上げ、自分の方向へチャンスが来ることを、じっと待つことが、とても大切になってくると思う。そして、そのような自分の価値の真価を高めるためには、必ず「独りでいる」という勇気を持っていなければならない。自分の意思を持たずに誰かにベットリと依存したり、皆と共にワイワイガヤガヤと馬鹿騒ぎしているような、集団の中で、自分の意思そのものが埋没してしまい、いざ一人で行動しようとしたときに、何の役にも立たずに良い結果が出せずに終わってしまう。

私は、塾の講師として、多くの受験生を見てきたが、自習室の中などでは、仲の良さに比例して偏差値が低いグループが多く見受けられた。逆に、たとえ独りであっても、休み時間に堂々と弁当を食べている受験生の成績は高く、上位クラスの受験生の多くは、そのような意識が高くて独りを勲章としているような人たちだった。下手な仲間意識が、自分の高いプライドを本能的に守っていたかのように感じていた。私も、「ひとりしゃぶしゃぶ」を、5ヶ月ほど続けている。最初は、やはり気恥ずかしい気持ちもあったが、今はそんな気持ちは微塵もない。スタッフも、もう私が来れば一番安いコースを注文することは分かっていても、あえて馴れ馴れしく話しかけてこない。そんな状態は、とても快適だ。

テレビメディアで活躍している芸能人などは、一人の時間という貴重な時間を喰い潰されている。いつだって「スマイル」をしていなくてはならず、プライベートとテレビでのギャップが激しければ、そこをメディアに痛烈に叩かれる。大物の予感が漂う新人が活躍し、人気が急上昇することに比例して、奈落の底に叩き落とす準備も、着々と進んでいる。一人で行くカラオケでは、どんなマイナーな歌であっても、気兼ねなく歌うことができる。そんな中、当時大ファンだったアイドルが、当時、永遠に人気が落ちないように祈りをかけていたことを思い出す。

私は、小中学校では「目立つ」存在であり、手前味噌ではあるが「人気者」であった。ただ、何やら高校生活に馴染めなくなってからというもの、歯車が狂い出し、やがて、人生で最も華やかと言われていた「大学生」時代では、孤独に耐えられず、「鬱状態」で指先を動かすことさえできない状態で寝込んでいた。「孤独」を恐れ、他人の言動に怯え、手際良く物事を進められる人たちを羨望しつつ妬んでいた。ただ、そんな自分が、教師として教壇に立ち、そんな思い出を、ときに笑いを交えながら語ることができるようになっていた。やがて、困難にぶち当たった時の参考になればいいと思っているし、生きる上で受験より大切なことは、自分なりに苦しんで得た考え方を、若い人に伝えていくことだとも思っている。

そのような考え方は、なかなか現場では理解されることはなく、上司に怯えながら話をしなければならなかったし、私に強い嫌悪感を抱いている生徒達にとっては、苦痛にしかならなかったはずだ。それでもなお、私は自分の理想とする学問の追求をやめることは、決してできず、譲ることはできない。だから、自らマンツーマンのオンライン予備校を設立したのだ。自分「独り」の経営であれば、誰からも文句の言われようがない。自分の考え方に賛同してくれる「同志」とともに、生きる上で本当に大切なことについて、じっくり話し合いたいと、切に感じている。

それは、受験生の頃から、無意識のうちに考えていたことなのかもしれない。なぜなら、大学受験で得た知識は、絶対にムダにしたくないと思っていたから。そして、今、自分の会社をスムーズに運営できるように、しっかりとした知識を仕入れ、経済の動画を元に、書籍や勉強会への参加もしている。ただの理想の世界で終わらせたくはない。莫大な富を得ることで、利益利潤を求め、目を濁らせることなく、本当に幸せな生き方を考えるための舞台を、綺麗な状態で維持できるような資産運用を考えている。

『シリコンバレー式 超 ライフハック』という書籍では、大きく3つに章が分類されている。「もっと賢く」「もっと速く」「もっと幸せに」。やはり、新しいステージに辿り着くためには、常に最新の状態へと自分そのものをアップグレードさせる必要があり、今、こうやってブログを書き、それを発信し続けていることそのものが、人生に大きな高影響を与えていることが分かった。

 

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