思考力

波を避けるカヌー

イイ加減、このブログを綴りながら、自分の前に敷かれた「躁鬱の波」を乗りこなすことの困難さを実感する。朝は、必ず30分ほど金縛りにあい、這いつくばるようにしてトイレに行く。最近では、薬の影響からか、太り気味で、無意識のうちに過食をしているようだ。昨晩から今日にかけては、喰いたいものをひたすら食べ、自分の胃袋との勝負となった。ただ、この戦いの後には、必ず胃が膨張していて、元の体型になるのは長丁場となる。そう考えると、私の飲んでいる精神薬は、とんでもない効き目で作用しており、一歩間違えれば、命に関わることにもなりうる。

そんなこんなで、明らかに危険な状態にもかかわらず、兄弟のうちの誰かひとりの承諾がないと入院させられないと言う「医療保護入院」を、勧められた。そんなバトル確定の入院などできないことを悟っている主治医なので、腕は確かなのだが、あまり融通が効かないと言うのが本音。それでも、長野から来る人もいれば、九州から来る強者もいるほどの腕前なのだから、私は千葉外房で、胡座を書いて精神統一でもしていようかとも思ってしまう。さすがに、明日の薬変更の後に、例の金縛りに見舞われたら、兄貴に殴られたとしても、入院をする。そうしなければ、セルフ介護の状態になってしまう。

先日、転倒して打った肋骨が疼く。膝を中心にした部分のカサブタが痒い。やはり、今住んでいる外房の地味に栄えた街での自転車生活というものには難があるのかもしれない。そうなってくると、やはり東京寄りの主治医のいる付近に引っ越したほうが良さそうだ。なかなか悔しいが、その結果に落ち着きそうだ。

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