思考力

沼からの応援

昨晩は、なかなか寝付けなかったようで、色々と眠気を促すように残っていた。ご丁寧に、ざるそばを作って食べていたようで、調理用のザルと、麺のつゆが台所と作業机にそれぞれ置いてあった。たった今、訳のわからない番号から電話があり、取ってみると、よくわからない会社から、このサイトの運営代表なのかという問い合わせがあり、何やら営業をかける手伝いをしたいという旨を伝えられ、わざわざ自宅まで訪問してくれるそうだ。昨日、そんな宣伝を後押ししてくれる仲介サイトのようなところへ登録したのが原因だろう。少しでも集客したいという気持ちにつけ込んでくるヒトタチは、こちらの気持ちを考えずに押し売りを仕掛けてくる可能性が高いと判断したので電話を切った。

そもそも、私がオンライン予備校を立ち上げようとして個人事業主となったわけなのだが、集客の方はさっぱりであり、最近では再び株式会社へ仕事を求めようとしていた。ただ、これは全くの逆行だ。会社組織のタテの関係に嫌気がさして独立したのに、再び集団に帰属するというのは、明らかにおかしい。だから、この自社のサイトからの集客増加を目指すために、集客力を上げようと試みたのだが、早速こちらの個人情報が漏れ、訳のわからない営業の電話。世の中、切羽詰まっている人間を、面白おかしくヨイショして金を巻き上げようとする輩が多い。それは、30台前半に喰らった詐欺で十分学習済みでもある。

そうこう言っているうちに、さらにもう一社の勧誘電話がかかってきた。こちらも「ぜひお会いしたい」とのこと。こんな電話が来るたびに、いちいち「お会い」していたら、身が持たなくなってしまう。純粋に集客を上げ、自分の生活を安定させつつ、思考力をあげようとしている人の役に立てれば良いと考えていたのだが、そのような考え方につけ込んでビジネスをしてくる輩がいることも知る。何だか、どんな商売をするにしても、とてもギスギスした関係があり、そこにドロドロとした世界が蠢いていることも確かだ。

個人情報がしっかりと守られていなければならない昨今、こんなにも簡単に電話番号がリークされ、電話がかかってくるとは思わなかった。やはり、こういう地道な発信を通して、誰も見えないような一歩づつの集客を続けていしかないのかもしれない。やはり、商売というのは、とても難しいのである。

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