思考力

扉が閉まるとき

よっぽどぐっすり眠ったのか、窓から、強めの日差しが射してくる中で目が覚めた。しかしながら、それは私の早起きが原因ではなく、夏至に向かって、日の長さが益々長くなっているからだった。まだ、夜は冷える。薬の副作用で、毎年悩まされる夜間の寒気も、今年も再来している。スウェットにフリース、その上にダウンじゃ帰ってをきて眠る人も、この国ではなかなかいないと言えよう、そう考えると、選ばれし者なのだろうか。

ウグイスの鳴き声が、とても強く鮮明に聞こえてくる、何か私に伝えようとしてくれているのか、そう考えると、私は、またしても選ばれし者なのかもしれない。このような自意識過剰な点が、人を遠ざけてしまうのかもしれないが、何かの御利益をいただくくらいの期待は欲しいものである。部屋にクモガ出るとか、燕が巣を作る、鶯の鳴き声がハッキリと聞こえるなど、やはり何らかの福音が欲しいものだ。

昨日も書いたと思うが、最近は「悪癖」の「リバウンドスリップが起こってしまい、自分を奮い立たせられない、そうなってくるのであれば、やはり、生活全体にも張りがなくなってしまい、書く文章そのものも、とてもつまらないスカスカなモノに成り下がってしまう。文章には責任が伴うのだという事を、自分の師から学んだ。その責任を、今の自分は持てるのであろうか。甚だ疑問を残したまま、今日のブログを締めてしまおう。

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