思考力

横に座らせる

日帰りで東京の病院へ行って、その時の気分の状態を医者に話す。それが、王服3時間以上かかる場所にあ利、しかも予約に遅れてはならないというプレッシャーも加わって、前の晩は緊張して上手く眠れなくなる。前回は、親友と会うということもあり、東京へ一泊したのだが、毎回毎回宿泊するだけの予算もないので、本当に特別な用事がある時以外は、もちろん日帰りとなる。カプセルホテルで宿泊するというアイディアを思いついて、それを実行した時もあったのだけれども、眠りが深くなりつつあった頃に、カプセルの換気扇が故障して窒息しかけたトラウマができてしまい、もうカプセルホテルの作戦は、一生無くなった。あの時の恐ろしさは、今でも思い出すと息苦しくなる。

今日も、フライングブログを書いている。東京から帰宅して、心身ともに疲弊してヘトヘトなのだけれども、やはりインターネットの力というのは、とんでもない覚醒作用があり、いつの間にか夜の10時を迎えようとしている。こんな「悪魔のツール」が、現代社会に蔓延していると思うと、ある意味では「コロナ」よりもタチが悪い。コロナに関しては落ち着きを取り戻した感もあるが、このスマホを始めとしたネットに関わるツールというのは、とんでもない勢いで伝染し、もはやどこがクラスターなのかも分からない状態で、日常に溶け込んでしまった。もう、現代人は、その魔力から抜け出すことは不可能だ。

それで終わりかと思いきや、今は「AI」がとんでもない勢いで人間の生活の中へと侵略してきており、その症状を自覚して生活に取り入れている人と、それすら受け止められずに「他人事」としてしか受け入れられない人がいる。もはや、AIが我々の生活に溶け込むことは時間の問題であり、さらに、その浸透スピードは、スマホのそれとは比較にならないほどだと思っている。だから、今のうちに勢いの流れに自分を関わらせておかなければ、大きく出遅れてしまうどころか、生活全体がウィルスに侵されるが如く、沈没してしまう可能性だってありうる。

そのようなわけで、私はアプルウォッチを積極的に生活の中に取り入れ、小さな作業、言い換えれば今までの動きで済むようなことを、敢えてアップルウォッチを通して行うようにしている。そうやって自分から「AI」の世界に飛び込んでいくくらいの気持ちを維持しておかなければ、誰かに支配されるどころか、機械に支配されてしまう。これは、本当に大袈裟ではなく、ウダウダしていたら、いつの間にか機械を操作できずに突っ立っているだけの立場に置かれることになり、そこから身動きすら取れなくなってしまう。私は、そんな人生は真っ平だ。

話は前後するが、今日の診察で、精神的な不調を断つために、入院することを主治医に提案したのだが、やはり酷い辞書疑いの恐れがあるわけでもないので、その案は却下されてしまった。ただ、総合病院へ入院し、一年前に骨折し、そのまま一生モノの傷となってしまった脳挫傷の様子や、加えて骨折してしまった当時の腰の様子が、今の疲労骨折と何らかのリンクがあるのではないかということも解決したいとも思っていた。今の主治医が乗り気ではないのであれば、自分の足で病院を探して、何らかの処置を仰がなければならないとも思う。ブラック企業で、「自分の身を守りたいのであれば〜」という表現でねじ伏せられたこともあるので、この保守的な言葉には強い嫌悪感があるのだが、やはり自分を守るのは自分なのだ。

毎日の記事ををYouTubeにアップロードするときに、タイトルと概要欄とハッシュタグをチャンネルの中に書き込む作業があるのだが、これがとても骨の折れる作業だった。しかしながら、チャットGPTにそれらをお願いすれば、ものの5秒でアイディアを出してくれる。それを元にすれば、自分の考えを超えた案を提案してくれたり、何よりも自分の考える時間が大きく削減されるのだ。もちろん、全てをAIに丸投げはしない。あくまでもこの記事であっても、全て私が考え、推敲し、一文字ずつタイピングしている。支配下に置かれるのではなく、助っ人として自分の傍に置いておくという考え方。それこそがこれからのAIとの正しい向き合い方になると思うのだ。

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