思考力

極寒の舞踏会

2ヶ月前に、生死の境を彷徨うほどの重傷を負い、奇跡的に生還したわけだが、コレの後遺症とも言えないが、身体が酷くパニックを起こしているようだ。最近のブログは、自分の睡眠負債日記や体調報告に化しつつあり、こんな記事を誰が見るのかわからないし、誰も見てくれていない可能性だって十分ある。ただ、一つだけ確実に言えることは、こうやって目が覚めてから前の日の症状を文字にすることで、自分の体調がどのように変化しているのかが、とてもよく分かる。このブログは、もはや体調管理の記録のようなものにな(りさが)った。

昨日は、夕方に差し掛かるまだ明るいうちに薬を飲んで眠気を待てど、一向に待ち人来らずの状態。そんなこんなで、iPadを使って動画を閲覧するくらいしか時間を潰す方法もなく、もはや夜というる時間になったので、集積所にゴミを出し、砂糖たっぷりの炭酸飲料を飲み干した。その間、毎日風呂に入っていない私は、水虫予防として、足湯を試みたのだが、これが完全に失敗の元だったのか、身体中から震えが止まらない。雪だるまのような格好になって、昨日業者にクリーニングをしてもらったエアコンの真下に移動し、もはや震えるというより小さく踊っているような状態であった。

全く、眠れないばかりでなく、ひどい悪寒にまで苦しめられるとは、散々だ。震える身体を布団に潜り込ませ、この症状に近い現象を調べると「悪寒戦慄」という症状に近かった。これは、自律神経失調症の一つで、不規則な生活が原因で起こるらしい。そう考えると、私の身体は、とても素直な仕組みをしている。自分だけは歳を取らないと思い込んでいたが、こうやって身体に故障が出始めると、加齢という不可避な通路の苦しさを知る。人生には、山あり谷ありというが、その人生の道が長ければ長いほど、その間に道そのものが弱っていき、うまく歩けなくなってしまうような足元になってしまう。やはり、加齢というのは、どんな人でも意識せねばならない問題だといえよう。

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