思考力

時代の英断

 

具体的には書けないほど、複雑で怖い夢を見た。今年のワーストワンかもしれない。肉体的苦痛を伴う夢。夢では痛みを感じないというが、今回ばかりは、身体を締め付けられるような苦しい痛みを伴った。ピアノのヒーリング音楽を流そうが、癒しの不安を取り除く音楽を流そうが、はたまた何もしなかろうが、とにかく苦しい。現実なのか夢の中なのかわからない状態で、おそらく悲鳴を上げる寸前だったであろう状況の中、救急車さえ呼びそうになった。ただ、「悪夢で眠れないので来てください」などと言おうものなら、救急車ではない、窓が金網になっている大型バスが来そうなので、そのまま寝た。なんとか、朝を迎えることができた中、今、ブログを書いている。

ずっとまともな睡眠が取れていないことは、この「睡眠負債ブログ」のようになってしまっている、私のブログからも分かるとおりだが、このように「睡眠」が充実していなければ、うつ病になるリスクも跳ね上がり、精神を蝕んでいく精神的癌細胞が広がり、結合していく。そんな病院まっしぐらな生活様式などは、もちろん真平ごめんであり、こんなサイクルから生まれる負の思考回路も同様である。今までの私の「うつ病落下傾向」を考えても、この生活リズムは、極めて危険であり、この「うつルート」は、なんとしてでも抜け出さなければならない。

精神的に強い人というのは、このような逆境に強いということもさることながら、やはり、窮地から学び、そこから這い上がった人である。私自身、人生の大きなピンチを幾度か乗り越えてきたが、やはり、その時には周囲の目が気になる暇もないほど、その対象を克服するが如く努力をしていた。もはや、努力が努力ではなく、呼吸をするかの如く自然に歩を進められれば、強い自信とともに、目標を達成できてきたのである。その後、私の様子を知っていた仲間は、心から私の出した結果の「過程」に驚いていたことを知った。こう考えると、心の強さというのは、心を麻痺させられるだけの集中力を引き出せるかというところによることも大きい。実にシンプルだ。

Twitterで炎上を狙い、下らぬツイートをしている輩は、結局のところ。心の強さなどは持てない、弱く卑しい「自己承認欲求」が止まらないニンゲンであり、一人を締め出したところで、他にもウヨウヨと同じような輩が出てくる。もはや、これは避けられない事実。ある意味では、高齢者の爆走運転も同じで、アクセルとブレーキを踏み間違えるという事故が続いているが、免許を返納する強制力がないのであれば、完全に防ぐことはできまい。これをどうやって回避すべきだろうか。

やはり、先のTwitterであれば、システムそのものを改善し、炎上目的の投稿者に関しては、見つけ次第、重いペナルティーを課し、ツイートインプレッションの数に応じて、交通違反のような段階的で具体的な罰金・罰則の制度を設けるなどをする。ただ、高齢者の危険運転に関しては、難しいところだ。こちらは89歳までは免許を認め、それ以降は免許を返納するということは、なかなかできない。だから、こちらに関しては、高齢者ばかりではない「不慮の事故」の発生ということも加味し、自動運転の普及を待つ以外ないようだ。AIが未来を明るくするのであれば、人間は、それとうまく迎合する術を考えるべきである。

政府だって、公約を守ったと言っても、18歳未満の人を対象とか世帯年収の制限付きのような「言葉遊び」のような形だけの動き。とりあえず給付するのだから問題ないというあざとい政策に、果たして納得できる国民は多くいるのだろうか。やはり、この経済政策に関しても「ベーシックインカム」の導入を待つ以外術はなくなっているようだ。働かない人は、「働かない」という英断を下すということを、認める社会を作ることが大切なのである。

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