思考力

孤島で鬼ごっこ

二日早い五月晴れだ。快晴で緩やかな風。気温も生温くてハッピーな気持ちになる。GWには、もってこいの天気だ。連休中に、少し天候が崩れるようだが、皆の願いが叶って雨がやめば良いのか。『天気の子』のような逆転劇を願っていても、やはり気象庁の予想の方がデータに基づく予想なのだから、悪天候だという予想が崩れることはないはずだ。最近は、めっきり効かなくなった「てるてる坊主」も、データを伴った正確な情報を覆せるほどの力を持っていることは考えにくいから、そんな子供騙しにもならないような御呪いを、幼子でさえ分かっていて、てるてる坊主を作る機会も激減したのだろう。

今朝、体がキツく、特に下半身に筋肉痛のような感覚があった。原因を探れば、昨日は渋谷の雑踏の中で歩き回っていたことだと分かった。身体の痛みというのは、たいていの場合、目視できるのに対し、精神的な不調というのは、数値化されないので、なかなか自分の中で重症度というのが掴みにくい。これのことの詳細は、昨日のブログで書き綴ったので、詳細の言及は避ける。ただ、数値化されないからといって、自分の力の範囲を超えるような力を出してしまえば、完全にリミッター解除となって、制御不能となる。ここまでくると、エンジン崩壊となって、回復まで時間がかかるばかりでなく、その後遺症や自分自身さえ再起不能となってしまうことになる。

逃げるが勝ち。時に、そんなことを正義と考えている方が良い。下手に抗って大怪我をするより、全速力で逃げる。それは、常に正しい「必勝法」ではなかろうか。腕力でかなわないのであれば、その場を去る。屁理屈をこねて攻撃を加えられてしまうのであれば、逃げる。試合放棄というのは、積極的に行うこと。そうすれば、そのような卑劣な人間たちと関わらずに済む。そうすることで、自分の人生が好転するのであれば、逃げて逃げて逃げまくった先に、本当の関わるべき相手が待っているはず。それならば、そのような真のいい関係を保ち続けていれば良い。その頃には、追いかけてくるような輩は、追いかけるのを辞めるか、次の獲物を探すようになる。ただ、そんな奴の卑しい攻撃など何の役にも立たないから、どこへ行っても相手にされなくなる。しばらくすれば、自分の居場所が分からなくなり、誰も支えてくれない。このような状況を、日本の格言で言うと、因果応報という。そっそと逃げてしまおう。道は必ず拓けてくるのだ。

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