思考力

全身全霊で全力を出さない

週一回、最低でもリアルの対面授業は、しようと思っている。やはり、オンラインの授業だけでは、感覚が鈍ってしまうので、現在、雇用関係にある塾でも仕事は、現場に向かって、対面の授業を続けていきたいと思っている。数千円程度の収入にしかならないが、やはり、リアルの対面授業というのは面白く、つくづく自分は、この仕事が好きなのだと思っている。

好きを仕事にすることを良しとしない書籍もあったが、私には私の生き方があり、この仕事が天職だと考えれば、今まで積み上げてきたスキルや経験をムダにしたくないというのは、至極当然のことだと思っている。もちろん、20年以上の間の道のりの中で、泣き叫び喚き、本当に七転八倒するような苦い経験をしたからこそ、今の仕事がピッタリだと胸を張って言えるのだ。

生活費を賄うだけであれば、自分のブログの収入の方が、遥かに稼げるようになった昨今。それでもわざわざ現場に向かうというのは、やはりどこかしらであっても、自分の授業力のクオリティーを落としたくないと思っているからであろう。心の中にいるもう1人の自分とも意見が一致している。また、このようなご時世。私は、オンラインでの授業を精度を増す為に、トリプルワークをしている。さらに、クワッドワークも視野に入れての就職活動もしている。

広く薄い関係を作り、それを張り巡らせる。そのように、流れ作業に飽きないようにして、自分の生き方に対して、緊張感と安らぎを、常に感じていたいものだ。そこまでできれば、結局のところ、自分の運営する「思考力養成予備校」での授業の質が、ますます増してくるのである。広く浅くと言うと、何やら素っ気無いと言う感じが拭えないが、そんなことはない。今まで全身全霊をかけて授業をし続け、最終的にはバテて途中でギブアップしてきたから。

大切なことは、浅い付き合いになってしまうのであれ、現場に通い続け、目的を細く長くででも遂行していくことであると、私は考えられるようになったのだ。

-思考力