思考力

併せ業

昨日も書いたのだが、瞑想は素晴らしい。寝る前の瞑想で心をリラックスさせ、お次は、横になって、完全に眠るまでのカラダのスキャニングを行う。体の一部分を意識して、身体全体の部位を感じ取る前に、いつの間にやらストンと眠っていた。前者の瞑想で20分、後者は30分。時間としては長いのかもしれないが、1日の疲れやネガティブな感情を落ち着かせて、熟睡を促する時間だと考えれば、とても有意義な時間だ。こんなことも知らずに、毎日「眠れない」と言って、布団の中でイライラしていた自分を、酷くもったいなく感じてしまう。

この記事を書き終えたら、朝の瞑想に入るわけだが、もはや、この瞑想の時が楽しみになってきており、日々の習慣となったブログ記事作成の後に、瞑想を行えると考えられれば、より充実した朝の習慣を得られるはずだ。これが、ただの一過性のものにならなければ良いが、ブログを始めた当初、習慣になるまで「66日間」は必要だと言いながら書き続け、見事に習慣化されたのだから、瞑想をブログとセットにすれば、その時間を割くことに苦痛を感じることは少なくなるはずだ。

今日は、東京で仕事がある。仕事とはいっても、一コマの授業のために外房からトンボ返りをするのだが、この一コマであっても、自分の中では、とても大切にしたい時間である。自分が今まで積み上げてきた講師としてのスキルを、目の前の一人の学生に披露できるチャンス。これを逃す手はない。実は、この生徒は、今月いっぱいで辞めてしまうので、実質の仕事は、6月いっぱいで終わりになってしまう。ただ、心理学用語だったかは忘れたが、「プラトー」という次に向かうための伸び悩みの時期だと捉えられれば、このような停滞期であっても潜り抜けることができるはずだ。

フライング気味で、夜にゴミ出しをしておいた。サーフィンの時に使う大きめの着替えのポンチョと、登山用の寝袋。そして汚れた枕。もはや、夏に向かって必要ないと判断したし、このアパートからの脱出をする時の足枷は、どんどん処分していきたいと思っている。迷ったら捨てる。これを合言葉に、また書いなおせば良いという言葉を後押しさせ、どんどん身軽になっていこうと思う。断捨離に、余計な雑念というのは、不要なのだ。

身体に酸素を送り、不要な雑念を吐き出す。その空いたスペースに、ポジティブな空気を取り入れて身体を潤す。まさに断捨離と瞑想には、共通点が存在する。この共通項を利用して新しい世界に領土を踏み入れられれば、きっと自分の中の可能性も拡がっていくはずだ。心の断捨離とモノの断捨離。このアパートを出る前に、確実に行っておきたいポジティブな姿勢である。整えることの大切さをしっかりと体感できる朝となった。

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