なんとも、自分の意識というものが見透かされているようで、多少の怖さを感じるAI。まさに、自分の趣味嗜好と、今の自分の興味関心が、オススメ動画やオススメ記事としてトップに表示される。おそらく、AIの力は、このカスタマーは、これを表示させれば、芋づる式に商品の関心を示し、購入できるに違いないと思うばかり。すると、やはり、機会が人間を凌駕する可能性を否定することはできない。それが、仮に大袈裟なことであっても、一部の機械を使いこなせている人たちが、かなり多くの利益を得られることは、間違いない。
今や、そろばん学校に通う子供は、希少中の希少。私が、小学生の頃は、そろばん塾には、かなりの同年代の人が通っていたものだ。では、今、塾の業界がどうなっているのかと思えば、大教室の授業を受けるのに、1時間以上待つというのは、希少なこと。さらに、多くの生徒に向かってマイクパフォーマンスをするところも無くなりつつある。個別指導が、志望校合格への近道である。ただ、個別指導塾でも、まだ責任感のない大学生が教えているのが現状。すると、インターネットが普及した現在、YouTubeを通して配信される有名予備校講師の授業が、主流となってくる。
時代は、これからどのような方向へ進んでいくのだろうか。もちろん、それが読めたとしたら、莫大な資産を得られるだろう。ただ、VRの力で、架空の世界が、より現実味を帯びた世界になるということは、なんとなく想像がつく。そして、今現在、この予想を夢物語だと断定してしまうのであれば、その人の可能性は、一気に狭くなってしまう。斬新な視点はなくとも、新しい世界観を大切にすることは、重要なことである。