思考力

好転する寒気

気温が一気に下がった昨日。私の身体も見事に反応し、ガタガタと身震いが止まらなかった。とにかく寒い。そして身体中が筋肉痛。倦怠感も酷かった。これはただ事ではないと思い、理由は何かと考えあぐねていたら、その前日に、コロナワクチンの3回目の接種を受けていたことを思い出したのだ。外気温の急激な下降に体がついていかなかったための寒気ではなく、ワクチンの副反応だったとは予想だにしなかった。

私は、体温計を持っていない。2月にコロナに感染したときに、困ったことトップ10に入賞したことといえば、体温計がないことだったので、すぐに買いに行った。予想通り、熱があった。カップラーメンと解熱鎮痛剤も買えたので、とりあえず薬局へ行ったことは正解だったと言える。そして、本当に良かったと思えることとして、この強烈な服反応が出ている間、例の依存の欲求がピタリと止んだことだった。体調が悪いと、さすがにさらに体調を悪くするわけにもいかないので、体が防衛反応を起こすのか、依存症への渇望をストップさせてくれたようだった。

今回の副反応で、このような依存症へのストップがかかるという「災い転じて」のような傾向があることを知り、この状態をあえて作り出すことは可能なのかどうかを考えるようになった。自分の弱さを認めるという勇気をもつ。そして、完璧な人間などいないということを肯定しつつ、それに甘んじることなく、自分の欠点を改善させる。今、このような依存に対してのストップの契機を見つけたのであるから、どん底から這い上がることもできよう。落ち込んだ時こそ行動あるのみだ。

もちろん、毎日ワクチンの副反応を引き起こすような不健康な日々など味わいたくはないし、そんなことできるわけない。では、やはり必要なことというのは、今現在、依存していることに対して、もっと夢中になれること。それこそ、病的に夢中になれることを探すことであるはずだ。やはり、サーフィンなのか、スケボーなのか。いや、そこまで激しく体を動かす必要もない。美術館を巡ることでもいいし、海岸沿いをドライブすることでもいい。絵を描くことでもいいし、音楽に合わせて踊ることでもいい。

きっと自分を癒してくれることは見つかるはず。身体は、依存でボロボロな状態を、なんとかして抜け出そうと必死になっているはず。それならば、積極的に依存から抜け出す方法を考え、私がそれを実行することを、全肯定するはずである。

-思考力