思考力

鶴見橋

昨日今日と、寝る前の薬が変更されて長く眠り、、19時あたりにくる強烈なフラッシュバックを制御するために、夕食後の薬も追加している。まだ身体が慣れていないということもあり、朝の日課のブログ作成のときに、いきなり頭の中が「ホワイトアウト」の状態になる。いつもは、記事を作成していると、グイグイと前へ進むマグマのような「進むエネルギー」を体感でき、記事が完成する頃に我に帰れば、気にもとめていなかった文字数が、2000文字程度遺されている。これはもはや、才能なんていう気取った言葉で片付けられない、一種の「本能」だと思っている。

そんなこんなで、ここ2日間の不調は、大きなアクシデントがあったわけでもないので、おそらく薬の変更によるアドレナリン抑制によるものだと思っている。とにかく、頭が真っ白になってしまい、思っていることが「フワ…」「フッワー…」と逃げていってしまう感じ。まさに、カゴから飛び立つ瞬間に掴み損ねた鳥に手を差し伸べようとするくらい、虚しい書き方であり、稚拙な文章であった。こんなことを朝に書いていたら、精神的にも良くないだろうし、私のブログを読んでくれている人たちにも失礼なので、今日は19時台に記事を作っている。今のところ、まずまずの出だしだ。

これは、フライングブログでもある。明日は、東京で大学時代の友人と、その友人を紹介してもらえることとなった。我が「思考力養成予備校」のブログや、読み上げ動画にも登場した「ドカベンくん」。相変わらず、気立てがよく真っ直ぐな人であり、今でも格闘技を続けているそうだ。まさに、気は優しくて力持ち。彼は、毎年欠かすことなく私に年賀状をくれ、だいたい半年ごとくらいに、メールなどで近況を知らせてくれる。そんな心逞しい人だ。もちろん、私のようにトレーニングどころか、胃袋の膨張を促すような爆食をしてはいないだろう。

今日やったことを思い出せなかった。薬の影響が強いのだろうか、健忘症のような認知症のような、よくわからない現象が起こっている。確実に、今日は普段とは違うことをやったのだが、全く思い出せなかった。記憶を辿れば辿るほど、いつもと変わらない日を送っていた気がしていた。昼間に食べたラーメン屋のつけ麺で思い出したのだが、私は千葉の都市部の古着屋まで行って、ウィンドウショッピングをしていたのだった。こんな特殊なイベントを思い出せなくなったのであれば、かなり事態は深刻であり、次回の渋谷での受診の時には、主治医に報告しなければならないことが、また一つ増えてしまった。

帰宅すると、消費者金融からの封筒が2通。ひとつは完済証明書。もうひとつは、別会社の振り込みの督促。これに関しては、期日までに振り込めば、多少の融通は効くというので、手っ取り早く支払った。これで、完済証明書が届けば、一年以上悩んでいたサラ金問題も、キレイに縁が切れるわけだ。今日は、古着屋での購買意欲を力づくで押し殺したということもあり、大手インテリア雑貨店で、枕とカバーとマットレスカバーを新調した。くだらないボロ古着を買うよりも、睡眠に金をかけた方が、数十倍マシだ。

世界中の誰もが敵になったところで、睡眠だけは自分の味方なのである。と、私の好きな作家は言っている。

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