昨日、目が覚めると、今の生活の中で最も重要な人物である弁護士からの着信履歴があった。もちろん、すぐにかけ直したわけだが、全く通じない。先月から滞納していたケータイ費用は支払い済みだし、着信拒否をされる筋合いもない。コレには、かなり神経を擦り減らされた。試しに、違う電話番号にかけても、全く通じない。先日、電話を滞納していて掛からなかったときと同じく、やはり滞納している何かがあるのだろうと思っていた。しかしながら、状況は私個人だけではなく、全国規模の問題であった。
ツイッターやYahooのトレンドニュースでは、私の使っている携帯会社の通信障害が発生して、混乱状態。今、こうやってブログ記事を書いている時であっても、スマホのディスプレイに表示されるはずの電波の「ヒゲ」は、立っていない。昨日は、土曜日。今日は、日曜日。現代人がいかにスマホに依存しているかが分かるパニック状態。コンサートやライブイベントなどのチケット予約、デリバリーサービスなど、様々な分野で混乱をきたしている。私の弁護士への連絡も、その一つだ。
追い討ちをかけるように、ここ最近の酷暑。観測史上初の気温上昇が各地で起こっていて、さらに台風が見事に本州をえぐるが如く近づいてきている。万が一にも、南海トラフ地震でも発生したら、日本オワコン説が確定的になってしまうだろう。こう考えてみると、私が今、悩んでいる問題などは、とても小さな問題であり、つい最近、軽トラに煽られた問題など、極々小さな問題でしかない。こんなときに、やはり自分の認知の歪みを、自分より大きな問題と比較し、自分の悩みを小さなものだと認識するというのはとても有効である。
今、無水調理鍋で完成した山盛りの野菜を食べながら記事を書いている。自炊しなければ、生活が破綻してしまう私のお財布状況。ただ、コレも考え方によっては、味付けの濃い外食をするよりも、よっぽど健康的で安上がりであると考えられる。モノは考えようによって、いくらでも変化する。多角的な視点というのは、とても重要なのだということを知る電波障害。トラブル一つとっても、学ぶべきことは沢山あるのだということを知った良い機会であった。